01 基本データ
2011年から15.0年、30,000件を記録し、活動日は5,121日、稼働率93.4%。コメント率99.4%、中央値26字、総スター169,101、平均5.64スターである。ほぼ毎日、記事に一言の検査印を押し続けてきた長期常駐型。量だけでなく反応も大きく、短文がしばしば議論の要約になる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
投稿は20時以降が厚く、21時10.4%、22時9.4%、20時8.6%が山。朝7時7.3%、昼12時7.2%にも山があり、始業前・昼・夜の各巡回が見える。曜日差は月曜15.2%から日曜13.6%まで小さく、ニュースを平日だけの案件にしない。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
NHK4,308件が圧倒的で、朝日、日経、毎日、読売、Yahoo!ニュースまで広く読む。一方でTogetter2,341件、増田1,261件も太く、公式報道とネット上の反応を同じ作業台に置く。一次報道の検品と、社会がそれをどう雑に受け取るかの観察が並走する。
04 主要テーマ・関心
メディア/報道43.4%を土台に、生活/社会16.9%、ネット/SNS16.3%、経済/労働12.3%へ展開する。建築・建設・都市のタグが突出し、住宅、施工、ゼネコン、労働、安全を現場の問題として読む。医療/健康9.99、政治/政党9.03、ネット/SNS8.88と、制度が生活に出した結果ほど星を集めやすい。
05 頻出語
「建築」433、「コンクリート」302、「設計」293、「工事」250、「住宅」207が、報道巡回の下に専門的な足場を組む。「仕事」「会社」「労働」「賃金」と「日本」「政府」「社会」も近く、制度を抽象論で終わらせず、誰が設計し、誰が施工し、誰が負担するかへ戻す語彙である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 17,141 |
| 疑問符を含む | 2,008 |
| 引用括弧「」を含む | 1,646 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 1,040 |
| 感嘆符を含む | 902 |
| URL提示・資料参照を含む | 302 |
| w/草/笑を含む | 223 |
| そもそも型 | 101 |
| むしろ型 | 81 |
| というか型 | 77 |
| 長文コメント(100字以上) | 69 |
| idコールを含む | 6 |
30字以下が17,141件で、長文は69件。基本動作は記事の矛盾、見出しの省略、制度運用の穴を一撃で指す短文である。疑問符2,008件と引用括弧1,646件が、記事の言葉をいったん拾い上げてから検品する癖を示す。悪態は混じるが、候補語率2.0%で、攻撃語の多くは作品・物・制度を指す用法や文脈語でもある。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
pikopikopanから2,028、wisbootから1,099のスターを受ける。医療、政治、ネット、ジェンダー/家族で平均スターが高く、感染対策、五輪、賃金、家族政策など、実装の矛盾を短く可視化するコメントが支持された。スターは結論の速さを強化するが、速い判定が説明不足に見える局面もある。
08 思想・政治傾向
関心の重心は、建築・都市・労働の現場で制度がどう実装されるかにある。政治、感染症対策、五輪、賃金、住宅を読む際も、理念の看板より、誰が責任を持ち、どんなルールで、どこに負担が落ちるのかを問う傾向が見える。特定の政治的陣営への固定的な帰属というより、報道や行政の説明が現実の条件を取りこぼす場面への警戒が強い。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
Bartonとは労働・政治・交通インフラを「現場で本当に動くか」で査定する点、kotobukitaishaとは報道の建前を当事者と長期コストへ戻す点が近い。Gelsyの独自性は、建築・都市・施工の具体知識が社会ニュースの短評に自然に入り、抽象的な制度論を寸法・安全・運用の話へ着地させるところにある。スター付与者にはpikopikopan、wisboot、sds-page、whkrら大規模な短文読者圏が並び、専門知識を一行の現場感覚へ圧縮する芸風が広く共有されている。
10 総合評価
Gelsyは、建築・都市の現場感覚を基準器に、30,000件の報道とネット言説を検品してきた長期巡回者である。制度の説明と実際の結果のズレを26字前後へ圧縮する能力が強く、五輪、感染症、賃金、住宅で高い反応を得る。一方で判定が早いぶん、「ダメ」「無能」などの短い断定が論点の工程表を省きがち。それでも専門語彙と生活感覚を往復し、記事の見落とした施工不良を見つける目は確かだ。