01 基本データ
2014年から12.2年で2,797件、活動日1,790日、活動率40.0%という長期継続型。コメント率は1.0%と低く、基本は静かな収集家だが、コメントを残す時は中央値40字で要点や推薦を置く。総スター152、平均0.05と反応の規模は小さく、拡散より自分の閲覧棚を育てる使い方が見える。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
投稿は正午の9.0%が最多で、朝8時7.3%、夜19時・11時が各6.2%と続く。極端な深夜偏重ではなく、日中から夜にかけて断続的に読むリズム。曜日も月曜13.7%から日曜15.1%まで大差なく、週末だけのまとめ読みではない。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
増田191件とTogetter177件が入口で、note、Qiita、Speaker Deck、Zennなどの個人発信・技術資料も厚い。生活情報、求人、読み物、スライドまで媒体は広い。ネットの会話を追いつつ、技術や暮らしの実用リンクを同じ棚へ置く構成である。
04 主要テーマ・関心
ネット/SNS18.7%、AI/IT/技術16.7%が二本柱で、生活/社会9.3%、文化/表現/オタク8.5%が続く。ネット/SNSの件数には増田・Togetterという媒体由来の分も大きいが、技術、転職、料理、映画・漫画、研究を横断しており、用途別のリンク集としての性格が強い。
05 頻出語
少数のコメントからは「差別」「人間」「人生」「感情」が上位に出る。作品名や生活語彙も混じり、抽象的な対立を煽るより、差別感情、生き方、仕事の優先順位、作品の具体名へ話を戻す書き方が目立つ。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 11 |
| 引用括弧「」を含む | 3 |
| 疑問符を含む | 2 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 2 |
| 長文コメント(100字以上) | 1 |
29件のコメント中、30字以下が11件。作品の題名を即答する推薦、短い感想、疑問形の補足が基本で、100字以上は1件だけである。一方で、必要な場面では「国と人は別」「一つの生き方しか認めないのは間違い」と、対象を分けて異論を述べる。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
総スター152、平均0.05、スター付き率2.0%。上位付与者はbtomotomo 10個、meadameada 10個、ikujilog 9個。テーマ別平均ではジェンダー/家族 0.25、医療/健康 0.13、文化/表現/オタク 0.12が高い。
08 思想・政治傾向
社会的な対立や家族観に触れる場面では、国籍と個人、制度と感情、ある生き方と唯一の正解を切り分けようとする関心が見える。差別感情を先天的なものとせず環境や空気の問題として考えるコメントもある。ただしコメント数自体が少なく、特定の政治的・思想的立場を強く打ち出すプロフィールというより、個別の話題に穏当に応答する傾向として読むのが妥当である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
テーマの重なりではholyppと近く、AI/IT/技術、ネット文化、文化/表現を横断する点は共通する。ただしcinemapeopleは増田での人生相談や作品推薦、生活論への短い応答も厚く、技術メモ中心の収集とは少し違う棚を作っている。両者のスター授受は0件で、関心圏の近さが直接の交流を意味するわけではない。テーマ構成ではcoppelianus、dotshimashima、cad-sanが近い。ネット/SNS・AI/IT/技術を共有する一方、cinemapeopleは短文・引用に特徴があり、同じ話題でも独自の読み筋を示す。
10 総合評価
cinemapeopleは、12年以上にわたり技術、ネット上の会話、生活情報、映画・漫画・ドラマを静かに拾い続ける巡回型ブックマーカーである。コメントは少ないが、作品名をすぐ差し出す手際と、生き方や差別を一つの属性・正解に還元しない視点がある。反面、コメントとスターの規模は小さく、収集範囲の広さに比べて自分の判断を体系的に残す場面は限られる。だからこそ、たまの一言が棚のしおりとして効いている。