01 基本データ
2022年から2026年まで3.9年、11,229件。活動日は1,409日、期間内稼働率は99.2%である。コメント率22.3%は選んだ記事の一部にだけコメントを足す選択型を示し、中央値21字からコメントは短い判定文が中心。総スター7,541、1件平均0.67スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は12時の8.9%で、次いで21時8.3%、20時7.7%。日中9〜17時は32.8%、18〜23時は40.6%、深夜0〜5時は7.7%で、一日の複数帯に分散している。曜日は土曜17.2%が最多、月曜12.2%が最少。土日合計30.8%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 2,526件、anond.hatelabo.jp 1,068件、news.yahoo.co.jp 560件、www3.nhk.or.jp 430件。上位2媒体で32.0%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別ではネット言論→報道→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 40.7%(Twitter・SNS・炎上)、メディア/報道 24.0%(NHK・朝日新聞)、外交/安全保障 11.3%、文化/表現/オタク 10.8%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率はジェンダー/家族の平均1.47スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「事故」22回、「犯罪」18回、「責任」16回、「被害」12回、「警察」11回、「AI」59回。単語を束ねると事件・司法(事故・犯罪・責任・被害)、IT・開発(AI)、家族・ジェンダー(子供・家族・男性)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 1,716 |
| 疑問符を含む | 227 |
| 引用括弧「」を含む | 133 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 131 |
| w/草/笑を含む | 24 |
| 感嘆符を含む | 15 |
| 長文コメント(100字以上) | 13 |
| そもそも型 | 9 |
| むしろ型 | 6 |
| URL提示・資料参照を含む | 4 |
| というか型 | 3 |
主調は短文判定型で、短い一言で論点の急所へ判定を置く。定量マーカーは短文68.6%、長文0.5%、引用5.3%、疑問符9.1%、コメント中央値21字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpikopikopan 96、togusa5 94、sds-page 74、ysync 35。上位5人の合計は総スターの4.4%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均はジェンダー/家族 1.47、生活/社会 1.22、ネット/SNS 1.09が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
大枠ではネット・SNS、報道、外交・安全保障、文化・表現を巡回するが、語彙を一段掘ると事件・司法(事故・犯罪・責任)、IT・開発(AI)、家族・ジェンダー(子供・家族・男性)が反復する。代表コメントでは責任の所在に反応する読み方が目立ち、短い一言で論点の急所へ判定を置く。ここから言えるのは思想所属ではなく、どの種類の破綻を見逃しにくいかという関心の癖までである。テーマごとに評価が変わる余地は残る。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: ssfuとは、外交・安全保障と文化・表現への比重が近いうえ、『治安・商売・詐欺』周辺の語も重なる。両者とも短文で判断を置くが、記事の要約より論点の選別に使う点まで近い。ただし、本人は事件・司法へ、ssfuは政治・政党へ相対的に広がる。上位スター付与者は12人重なる。
10 総合評価
ブックマーク棚の表面は幅広いが、entokの芯は事故・犯罪・責任・被害にある。強みは事件・司法とIT・開発の責任の所在を、短い一言で論点の急所へ判定を置く力。3.9年の活動でこの型は繰り返され、テーマによってスター反応も得ている。ただし、前提条件や例外が省かれ、判定だけが独立すると批評の焦点がずれる。何を読むか以上に、どこへ疑義を差し込むかで識別できるタイプである。