01 基本データ
2022年9月から3.8年で30,000件、活動日は1,375日、活動率98.4%。ほぼ毎日20件超を処理する常駐型で、コメント率45.5%、中央値31字と、収集を主にしつつ必要な箇所だけ素早く注釈する。総スター6,741、平均0.22と反応規模は控えめだが、専門的な補足がまとまった支持を得ることがある。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
10時7.1%、17時7.4%、18時6.9%を山に、午前から夕方まで活動が厚い。月曜14.7%から木曜16.3%へ平日に集中し、日曜9.8%まで下がる。ニュースと研究広報を業務日のリズムで拾い続ける、農政・科学の定点観測らしい配分である。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
Togetter4,136件が最大だが、日本農業新聞1,714件、NHK1,549件、ナショナル ジオグラフィック1,295件、朝日1,007件が続く。炎上や雑談の集約も読む一方、農業専門紙、研究機関、全国紙で裏取りする。一次・専門情報とネットの反応を同じ棚に置く収集術である。
04 主要テーマ・関心
生活/社会43.5%を最大に、報道28.1%、学術/教育26.1%、ネット/SNS18.3%、AI/IT/技術17.6%、医療/健康15.7%が重なる。料理、野菜、環境、農業研究、食の安全を中心に、価格、政策、労働、地域までを生産と消費の連鎖として追う。ネット/SNSの多さはTogetter由来でもある。
05 頻出語
「研究」684、「農業」631、「野菜」383、「食品」360、「農研」302、「栽培」209が上位を占める。記事を話題の消費で終えず、研究機関、品種、農薬、価格、環境、リスクといった実務語へ寄せて読む。食べ物を料理としても産業としても安全管理としても見る語彙である。
06 文体の特徴
| 引用括弧「」を含む | 9,463 |
| 短文ツッコミ(30字以下) | 6,812 |
| URL提示・資料参照を含む | 715 |
| 長文コメント(100字以上) | 504 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 266 |
| 疑問符を含む | 221 |
| w/草/笑を含む | 190 |
| 感嘆符を含む | 135 |
| むしろ型 | 28 |
| そもそも型 | 26 |
| というか型 | 16 |
| idコールを含む | 1 |
引用括弧9,463件、30字以下6,812件が突出する。記事中の肝を引用して資料名、用語、補足を添える型が基本で、URL・資料参照も715件ある。候補語には害虫や駆除など農業・生物分野の専門用法が多く、対人攻撃の傾向を示すものではない。ときどき「はいはい」で雑な健康・農業言説を受け流すが、名指しはほぼしない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
quick_pastから467スターと突出した反応があり、TakamoriTarou130、gwmp0000 102が続く。テーマ別ではネット/SNS0.62、文化/表現/オタク0.32、医療/健康・政治/政党各0.27が比較的高い。専門補足そのものより、食の安全や制度、ネット上の誤解を日常語へ翻訳したコメントが届きやすい。
08 思想・政治傾向
強い党派性より、食料生産、食品安全、研究知見、地域の持続性への関心が前面に出る。農業を保護か市場かの二択にはせず、価格のタイムラグ、補助金、担い手、技術開発、病害虫対策、消費者理解を相互に絡む条件として読む傾向がある。政治や外交も、食料自給や現場の供給能力へ接続した時に関心が濃くなる。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
hituzinosanpoとは生活/社会、メディア/報道、学術/教育を厚く読む点で話題圏が近い。ただし、同じ資料収集型でも、相手が情報保障や排除の問題を軸にするのに対し、agrisearchは農業・食品・研究現場の具体へ重心を置く。両者にはスター授受が確認できず、近い棚を別々に耕しているように見える。
10 総合評価
agrisearchは、30,000件をほぼ毎日積み上げ、農業、食品、研究、環境、報道を横断する高密度の資料採集者である。生産現場の論点を、栄養、価格、病害虫、制度、技術へつなげる補足には強い。一方、引用と短文が主役なので、知識の地図は豊かでも結論の筋道は記事の外へ持ち出されにくい。だからこそ、必要な時の長めの現場解説がよく光る。