01 基本データ
2018年から2026年まで8.0年、2,650件。活動日は1,200日、期間内稼働率は41.0%である。コメント率62.9%は記事保存とコメント投稿をほぼ同じ比重で使う運用を示し、中央値38字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター1,983、1件平均0.75スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は14時の12.1%で、次いで15時11.7%、16時10.3%。日中9〜17時は57.8%、18〜23時は34.6%、深夜0〜5時は7.3%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は金曜16.4%が最多、月曜12.0%が最少。土日合計28.5%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 641件、anond.hatelabo.jp 296件、note.com 91件、gigazine.net 69件。上位2媒体だけで35.4%を占め、入口の偏りはかなり強い。媒体種別ではネット言論→その他→報道の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 42.9%(Twitter・増田・ブコメ)、学術/教育 15.0%(大学・研究・科学)、メディア/報道 13.4%、生活/社会 11.4%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率は事件/司法の平均3.42スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「子供」35回、「学校」12回、「大学」11回、「勉強」9回、「自転車」16回、「御店」10回。単語を束ねると家族・ジェンダー(子供)、研究・教育(学校・大学・勉強)、生活実務(自転車・御店)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 706 |
| 疑問符を含む | 294 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 157 |
| 引用括弧「」を含む | 111 |
| 感嘆符を含む | 51 |
| 長文コメント(100字以上) | 37 |
| w/草/笑を含む | 17 |
| URL提示・資料参照を含む | 6 |
| というか型 | 5 |
| そもそも型 | 5 |
主調は疑問形検査型で、疑問形で前提や例外を洗い直す。定量マーカーは短文42.4%、長文2.2%、引用6.7%、疑問符17.6%、コメント中央値38字。さらに7/40件で経験談に接続。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpikopikopan 24、shogochiba 24、togusa5 23、nanamino 15。上位5人の合計は総スターの5.1%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は事件/司法 3.42、ジェンダー/家族 2.73、メディア/報道 1.34が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
家族・ジェンダー(子供)、研究・教育(学校・大学・勉強)、生活実務(自転車・御店)が、このユーザーの関心を具体化する語群である。広いテーマではネット・SNS、学術・教育、報道、生活・社会にまたがるが、代表例では制度運用の穴に反応する視線が共通し、疑問形で前提や例外を洗い直す。これは賛否の陣営を示すものではなく、記事のどこに故障・矛盾・不公平を見つけるかを示す観察傾向である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: lenoreとは、学術・教育とAI・ITへの比重が近いうえ、『コーヒー・ご飯・ごめん』周辺の語も重なる。本人は疑問形検査型、lenoreは中距離コメント型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人は外交・安全保障へ、lenoreは医療・健康へ相対的に広がる。上位スター付与者記録では両者間に計8スター(本人が受領8・付与0)が確認できる。
10 総合評価
fidajapanissaの2,650件には、子供・学校・大学・勉強が何度も戻ってくる。強みは家族・ジェンダーと研究・教育の制度運用の穴を、疑問形で前提や例外を洗い直す力で、見出しだけでは落ちる責任・運用・例外をコメント欄へ戻すこと。一方、問いを重ねるほど本人の結論が見えにくくなる危うさも同じ技法の裏側にある。関心分野の数より、何を『故障の徴候』として拾うかに個性が出るブックマーカーである。