01 基本データ
2018年から2026年まで7.7年で3,597件。活動日は1,750日、稼働率61.9%、コメント率95.5%と、保存より発言を主目的に使うタイプである。中央値92字で一言感想より説明型が多い。総スター43,150、スター付き率74.9%、平均12.00スターはかなり高く、発言量だけでなく読者からの反応密度も強い。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は9時12.5%、次いで8時10.1%、7時7.5%で朝に明確な山がある。一方で18〜23時にも継続して書いており、朝だけの巡回ではない。曜日は日曜16.8%、土曜15.3%が高く、土日合計32.1%。平日型というより、週末も落ちずにニュース・漫画・論争を追う継続型である。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
Togetter 677件、増田536件、Twitter 227件、少年ジャンプ+210件が上位で、ネット論争と漫画の往復が目立つ。NHK97、朝日94、Yahoo!ニュース79など報道も厚く、ネット上の反応だけで完結せずニュース本文へ接続する。Togetter+増田だけで33.7%を占め、はてな村周辺の論争観測は明確な主戦場である。
04 主要テーマ・関心
最大はネット/SNS 53.0%、次いでメディア/報道20.2%、文化/表現/オタク18.8%。政治13.8%、外交13.1%、AI/IT13.1%、学術12.1%、ジェンダー11.9%も二桁で、論争テーマの横断幅が広い。スター効率は外交/安全保障16.88、事件/司法15.53、ジェンダー/家族15.17が高く、政治・公平性を扱う時ほど反応が強い。
05 頻出語
「日本」376、「人間」299、「女性」141、「中国」140、「リベラル」108、「批判」104が上位で、国・属性・陣営・規範を比較する語彙が多い。漫画132、作品103、キャラ91、オタク57も厚く、政治専業ではない。特徴は、作品論や日常話でも「性別が逆なら」「陣営が逆なら」という公平性の軸へ接続しやすいことである。
06 文体の特徴
| 引用括弧「」を含む | 928 |
| 長文コメント(100字以上) | 759 |
| 疑問符を含む | 721 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 652 |
| 感嘆符を含む | 203 |
| w/草/笑を含む | 111 |
| 短文ツッコミ(30字以下) | 110 |
| むしろ型 | 58 |
| そもそも型 | 41 |
| URL提示・資料参照を含む | 36 |
| というか型 | 28 |
| idコールを含む | 3 |
引用括弧928件、長文759件、疑問符721件、一人称652件。相手の文言を置き、条件を反転させたり反例を出したりして整合性を問う型が中心である。攻撃候補率は9.7%だが、「死ね」「皆殺し」「リンチ」など高重み語の実例は大半が引用・批判・比喩で、本人の暴力呼びかけとは認めにくい。一方、「キモい」「ろくな人間じゃない」「ミサンドリスト」など直接的な断定は実在する。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位付与者はcontrapunct 531、hamu_start 525、zenkamono 296、whkr 290、Hige2323 286。反規制・反ダブルスタンダード系の論争圏から継続的に支持されている。既存分析群では本人からkeshiminiへ138スター、masudasmanへ11、yasaigakiraiへ9が確認でき、逆にmarilyn-yasuから本人へ102スター。外交・事件・ジェンダーで特に評価される配置とも整合する。
08 思想・政治傾向
政治的な関心は、単純な保守・右派の自己確認というより、リベラルやフェミニズム、表現規制、メディア批判に対して「同じ基準を逆側にも適用できるか」を繰り返し問う方向に強く出る。中国の人権問題や日韓関係、安全保障では現実主義寄りの警戒感があり、国内政治でも左派・リベラルへの不信が頻出する。一方、米国のガザ停戦拒否には批判的で、差別語や『一人で死ね』のような暴言を咎め、貧困層やブルーカラーを切り捨てるメリトクラシーにも反発する。したがって、陣営への帰属より「自称する正義と実際の扱いが一致しているか」を監査する姿勢が中心軸と見る方が近い。ただし、その監査対象を『リベラル』『ミサンドリスト』のような大きな括りで語る時には、本人が批判するレッテル貼りへ接近することもある。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
近いのはmarilyn-yasu。ネット/SNS・報道・政治・外交・文化を横断し、差別や私刑、表現規制の二重基準を長文で点検する点が重なる。marilyn-yasuからInvisibleStarへ102スターの付与も確認でき、読者圏の近さがある。より強硬な近縁としてkeshiminiがいる。InvisibleStar自身がkeshiminiへ138スターを付けており、反規制・反左派論戦の問題意識は近いが、keshiminiは「異常種」「失敗作」「滅べ」まで踏み込む攻撃型。InvisibleStarは語気が強い場面こそあるものの、重い暴力語の多くは他者の暴言を批判する文脈で、比較すると引用・反転テストによる論証へ寄っている。
10 総合評価
InvisibleStarは、Togetter・増田・報道・漫画を横断し、性別・国籍・政治陣営を入れ替えたとき同じ基準が通るかを点検する高反応の論争型ブックマーカーである。強みは、感情的な善悪判定に反例を差し込み、表現規制、差別、外交、階級問題の二重基準を短時間で可視化すること。暴力語候補の多くは引用や批判で、本人の危険な呼びかけとみなすのは不正確。一方、相手を集団単位で動機まで決めつけたり、「キモい」「ろくな人間じゃない」と人物判定へ踏み込む場面では、公平性チェックそのものが新しい雑な括りへ変わる危うさがある。