01 基本データ
2008年から2026年まで17.8年、735件。活動日は617日、期間内稼働率は9.5%である。コメント率50.2%は記事保存とコメント投稿をほぼ同じ比重で使う運用を示し、中央値63字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター2,388、1件平均3.25スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は10時の7.9%で、次いで23時7.6%、22時7.3%。日中9〜17時は44.1%、18〜23時は34.8%、深夜0〜5時は11.7%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は月曜15.5%が最多、水曜12.8%が最少。土日合計28.7%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 86件、anond.hatelabo.jp 81件、www3.nhk.or.jp 26件、note.com 24件。上位2媒体で22.7%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別ではネット言論→その他→報道の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 31.2%(ブコメ・Twitter・はてな)、メディア/報道 18.2%(NHK・朝日新聞)、生活/社会 16.5%、医療/健康 10.5%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率は事件/司法の平均12.25スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「家族」6回、「子供」5回、「女性」4回、「ID」8回、「検索」4回、「責任」7回。単語を束ねると家族・ジェンダー(家族・子供・女性)、IT・開発(ID・検索)、事件・司法(責任・事故)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 69 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 59 |
| 疑問符を含む | 58 |
| 感嘆符を含む | 52 |
| 引用括弧「」を含む | 48 |
| 長文コメント(100字以上) | 42 |
| w/草/笑を含む | 21 |
| URL提示・資料参照を含む | 11 |
| というか型 | 10 |
| idコールを含む | 6 |
| そもそも型 | 3 |
主調は長文解説型で、背景条件を並べてから結論へ進む。定量マーカーは短文18.7%、長文11.4%、引用13.0%、疑問符15.7%、コメント中央値63字。さらに代表例の10/46件で数字を使用。疑問形で前提や例外を洗い直す傾向も併存する。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はdragoon-in-the-aqua 69、kiya2016 59、Rlee1984 36、chochonmage 29。上位5人の合計は総スターの8.9%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は事件/司法 12.25、政治/政党 7.07、ジェンダー/家族 6.66が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
大枠ではネット・SNS、報道、生活・社会、医療・健康を巡回するが、語彙を一段掘ると家族・ジェンダー(家族・子供・女性)、IT・開発(ID・検索)、事件・司法(責任・事故)が反復する。代表コメントでは責任の所在に反応する読み方が目立ち、背景条件を並べてから結論へ進む。ここから言えるのは思想所属ではなく、どの種類の破綻を見逃しにくいかという関心の癖までである。テーマごとに評価が変わる余地は残る。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: heaco65とは、医療・健康と学術・教育への比重が近いうえ、『御飯・周囲・出身』周辺の語も重なる。両者とも前提や例外を積み上げる長文解説型である。ただし、本人は学術・教育へ、heaco65はジェンダー・家族へ相対的に広がる。 対照: gorokumiも医療・健康と学術・教育を追い、『感動・トップブコメ』周辺を共有するが、本人は長文解説型、gorokumiは短文判定型。思想上の正反対と断定する材料はないが、同じ話題を処理する文章の型は明確に対照的である。
10 総合評価
Kakinoki2ndを特徴づけるのは、家族・子供・女性・IDという題材そのものより、そこで家族・ジェンダーとIT・開発の責任の所在を、背景条件を並べてから結論へ進む力である。17.8年の蓄積により観察軸は安定しているが、説明の層が厚くなり、結論の焦点が奥へ隠れる場面では持ち味が弱点へ反転する。強みと危うさが別物ではなく、同じ読み方から生じている点がこのプロフィールの核心である。