01 基本データ
2016年から2026年まで10.1年、14,849件。活動日は2,623日、期間内稼働率は71.5%である。コメント率99.8%は保存より発言が主で、ほぼ毎回コメントを置く運用を示し、中央値43字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター61,420、1件平均4.14スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は9時の10.6%で、次いで10時10.0%、11時9.7%。日中9〜17時は68.3%、18〜23時は14.0%、深夜0〜5時は1.7%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は金曜17.3%が最多、土曜8.3%が最少。土日合計18.8%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 3,339件、anond.hatelabo.jp 3,160件、www3.nhk.or.jp 626件、news.yahoo.co.jp 523件。上位2媒体だけで43.8%を占め、入口の偏りはかなり強い。媒体種別ではネット言論→報道→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 51.1%(Twitter・増田・ブコメ)、メディア/報道 21.2%(NHK・朝日新聞)、生活/社会 13.6%、AI/IT/技術 10.0%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率は事件/司法の平均6.39スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「子供」287回、「女性」199回、「男性」97回、「ロシア」216回、「中国」126回、「ブコメント」102回。単語を束ねると家族・ジェンダー(子供・女性・男性)、外交・戦争(ロシア・中国)、ネット言論(ブコメント・SNS)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 4,375 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 1,562 |
| 引用括弧「」を含む | 677 |
| というか型 | 379 |
| w/草/笑を含む | 270 |
| 疑問符を含む | 264 |
| 長文コメント(100字以上) | 199 |
| そもそも型 | 187 |
| むしろ型 | 122 |
| 感嘆符を含む | 23 |
| URL提示・資料参照を含む | 7 |
主調は中距離コメント型で、短評と説明を記事に応じて切り替える。定量マーカーは短文29.5%、長文1.3%、引用4.6%、疑問符1.8%、コメント中央値43字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpikopikopan 509、cl-gaku 436、Hige2323 397、sds-page 361。上位5人の合計は総スターの3.3%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は事件/司法 6.39、ジェンダー/家族 5.65、学術/教育 5.12が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
家族・ジェンダー(子供・女性・男性)、外交・戦争(ロシア・中国)、ネット言論(ブコメント・SNS)が、このユーザーの関心を具体化する語群である。広いテーマではネット・SNS、報道、生活・社会、IT・技術にまたがるが、代表例では制度運用の穴に反応する視線が共通し、短評と説明を記事に応じて切り替える。これは賛否の陣営を示すものではなく、記事のどこに故障・矛盾・不公平を見つけるかを示す観察傾向である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: hecaton55とは、AI・ITと文化・表現への比重が近いうえ、『考え方・仕方』周辺の語も重なる。本人は中距離コメント型、hecaton55は疑問形検査型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人は外交・安全保障へ、hecaton55は政治・政党へ相対的に広がる。上位スター付与者は15人重なる。
10 総合評価
10.1年・14,849件を通じ、keidgeは子供・女性・男性・ロシアを追ってきた。記事に足す価値は家族・ジェンダーと外交・戦争の制度運用の穴を、短評と説明を記事に応じて切り替える力にあり、論点を制度・責任・具体例へ引き戻す。反面、慎重な書き方のため重要な判断が埋もれることもある。量の多さだけではなく、繰り返し使う検査方法に一貫性があり、その一貫性が評価と限界の両方を作っている。