01 基本データ
2005年から2026年まで20.9年、8,217件。活動日は3,445日、期間内稼働率は45.2%である。コメント率38.0%は選んだ記事の一部にだけコメントを足す選択型を示し、中央値35字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター6,396、1件平均0.78スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は8時の9.5%で、次いで7時7.8%、22時5.9%。日中9〜17時は32.3%、18〜23時は29.3%、深夜0〜5時は17.1%で、一日の複数帯に分散している。曜日は日曜15.6%が最多、金曜12.6%が最少。土日合計29.9%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はanond.hatelabo.jp 1,112件、d.hatena.ne.jp 694件、togetter.com 490件、blog.livedoor.jp 214件。上位2媒体で22.0%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別ではネット言論→その他→技術の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 25.4%(増田・はてな・Twitter)、文化/表現/オタク 12.7%(ゲーム・漫画・アニメ)、AI/IT/技術 11.3%、メディア/報道 6.8%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率はジェンダー/家族の平均2.40スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「ゲーム」74回、「漫画」61回、「キャラ」45回、「アニメ」35回、「映画」22回、「子供」46回。単語を束ねると作品・娯楽(ゲーム・漫画・キャラ・アニメ)、家族・ジェンダー(子供・女性・男性)、IT・開発(AI・データ・アプリ・開発)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 1,392 |
| 疑問符を含む | 316 |
| 引用括弧「」を含む | 212 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 197 |
| 感嘆符を含む | 161 |
| w/草/笑を含む | 112 |
| 長文コメント(100字以上) | 60 |
| というか型 | 39 |
| URL提示・資料参照を含む | 17 |
| そもそも型 | 13 |
| idコールを含む | 2 |
| むしろ型 | 1 |
主調は疑問形検査型で、疑問形で前提や例外を洗い直す。定量マーカーは短文44.6%、長文1.9%、引用6.8%、疑問符10.1%、コメント中央値35字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpikopikopan 85、naoto_moroboshi 45、ysync 33、wisboot 33。上位5人の合計は総スターの3.5%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均はジェンダー/家族 2.40、事件/司法 2.20、経済/労働 2.06が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
記事選択の中心はネット・SNS、文化・表現、IT・技術、報道。その内側に作品・娯楽(ゲーム・漫画・キャラ)、家族・ジェンダー(子供・女性・男性)、IT・開発(AI・データ・アプリ)という具体的な束があり、責任の所在に反応する姿勢で読む傾向が見える。疑問形で前提や例外を洗い直す文体と結びつくため、立場のラベルより『何を問題化するか』の方が人物像をよく表す。政治・思想を一枚岩に断定する材料ではない。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: Helfardとは、文化・表現とAI・ITへの比重が近いうえ、『キャラクター・カレー・用意』周辺の語も重なる。本人は中距離コメント型、Helfardは短文判定型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。上位スター付与者記録では両者間に計16スター(本人が受領16・付与0)が確認できる。
10 総合評価
20.9年・8,217件を通じ、kekeraはゲーム・漫画・キャラ・アニメを追ってきた。記事に足す価値は作品・娯楽と家族・ジェンダーの責任の所在を、疑問形で前提や例外を洗い直す力にあり、論点を制度・責任・具体例へ引き戻す。反面、問いを重ねるほど本人の結論が見えにくくなることもある。量の多さだけではなく、繰り返し使う検査方法に一貫性があり、その一貫性が評価と限界の両方を作っている。