01 基本データ
※ ブックマークが非常に多いため、全 91,325 件のうち直近 30,000 件を分析対象としています(統計値は分析対象の集計です)。
2021年末から4.6年で30,000件、活動日は1,659日、稼働率99.5%。コメント率は9.2%と収集主体だが、必要な場面では中央値44字の短評を差し込む。総スター16,638、平均0.55で、常時巡回の量に対して、事件・生活に関わる具体的なコメントが反応を集める。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
投稿は平日朝に強く、7時14.6%、8時13.0%、12時8.8%が山。曜日も月〜金で15.0〜17.6%にまとまり、土日には減る。ニュースの到着を生活リズムに組み込んだ、平日稼働型のアーカイブである。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
Togetter4,256件と増田3,011件が入口だが、NHK、Yahoo!、朝日、毎日、日経、読売などの報道も厚い。SNSの可燃物だけを眺めるのでなく、報道、当事者記述、まとめを往復して、話題の発火源と二次反応を同時に追う。
04 主要テーマ・関心
ネット/SNS35.2%、メディア/報道31.1%が二大主軸で、政治、外交、事件、労働にも広がる。ネット/SNSの件数はTogetter・増田など媒体由来の部分が大きい。ジェンダー/家族は5.6%ながら平均1.92スター、事件/司法も1.04スターで、被害、労働、家族の具体的な話に言葉を添えた時に支持が集まりやすい。
05 頻出語
「増田」107、「女性」89、「詐欺」84、「子供」74、「広告」59が目立つ。詐欺被害、性被害、子ども、労働問題を、当事者の被害と情報環境の両方から読む語彙である。一方、「デマ」32や「批判」54は、粗い報道や早合点したネット言説を検品する際の定番ラベルになっている。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 839 |
| 引用括弧「」を含む | 420 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 229 |
| 疑問符を含む | 220 |
| 長文コメント(100字以上) | 102 |
| URL提示・資料参照を含む | 79 |
| 感嘆符を含む | 74 |
| そもそも型 | 54 |
| w/草/笑を含む | 52 |
| というか型 | 48 |
| idコールを含む | 12 |
| むしろ型 | 7 |
攻撃的な語
30字以下839件、引用括弧420件、疑問符220件。基本芸は、記事や上位ブコメの一節を拾い、「それは誰の話か」「根拠はどこか」と短く問い直す型である。ただし陣営ラベルや「愚か」「発狂」といった言い切りも混ざり、検品が相手の格付けへ寄る局面がある。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
seven_cz321、activecute301、pikopikopan215が主なスター付与者。テーマ別ではジェンダー/家族1.92、事件/司法1.04、ネット/SNS0.93が上位で、被害への具体的な注意喚起、労働・法的対応、雑な一般化への反論が読まれやすい。
08 思想・政治傾向
政治では、反カルト、反陰謀論、被害者非難への警戒に関心が強い傾向が見える。政党や政治家を一律に持ち上げるより、統一教会、ネット工作、誤情報、報道のミスリードがどう人を傷つけるかを追う。ジェンダーや表現をめぐっても、単純な陣営語より、誰が実害を受け、何が根拠として提示されているかを問う場面が多い。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
beachdanceとは、メディア/報道とネット/SNSを主戦場にする点で近いが、同者が大量保存寄りなのに対し、kiku-chanは増田やTogetterの論点へ短評を返す比率が高い。www6、tGsQqVとも反陰謀論・ネット観測の話題圏は重なるが、候補上はスター授受がない。idコールはlacucaracha、otsune、esbeeへ各1回にとどまり、特定相手を継続して追う型ではない。
10 総合評価
kiku-chanは、ほぼ毎日ニュース、増田、Togetterを30,000件収集し、詐欺・被害・労働・家族の話で、雑な被害者非難や根拠薄い断定を止めに入る巡回者である。当事者への具体的な助言や、制度・報道の読み直しには強みがある。一方、反デマの熱量が高いぶん、「ネトウヨ」「アンフェ」などの陣営ラベルや嘲笑で相手を先に処理する時があり、検証の説得力を自ら狭める。