01 基本データ
2007年から2026年まで19.3年、3,988件。活動日は2,500日、期間内稼働率は35.4%である。コメント率52.1%は記事保存とコメント投稿をほぼ同じ比重で使う運用を示し、中央値54字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター6,131、1件平均1.54スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は13時の7.0%で、次いで16時6.2%、12時6.0%。日中9〜17時は49.1%、18〜23時は28.5%、深夜0〜5時は17.6%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は火曜17.2%が最多、日曜9.8%が最少。土日合計19.9%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はanond.hatelabo.jp 648件、togetter.com 449件、blog.livedoor.jp 97件、www3.nhk.or.jp 81件。上位2媒体で27.5%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別ではネット言論→その他→報道の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 32.2%(Twitter・ブコメ・増田)、メディア/報道 11.8%(NHK・朝日新聞)、AI/IT/技術 10.7%、学術/教育 9.9%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率は政治/政党の平均6.87スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「大学」26回、「学生」18回、「研究」17回、「論文」16回、「学校」15回、「漫画」24回。単語を束ねると研究・教育(大学・学生・研究・論文)、作品・娯楽(漫画・映画・ゲーム)、IT・開発(AI)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 448 |
| 疑問符を含む | 267 |
| 引用括弧「」を含む | 261 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 105 |
| 長文コメント(100字以上) | 83 |
| 感嘆符を含む | 45 |
| w/草/笑を含む | 29 |
| というか型 | 16 |
| URL提示・資料参照を含む | 11 |
| そもそも型 | 5 |
| むしろ型 | 3 |
主調は疑問形検査型で、疑問形で前提や例外を洗い直す。定量マーカーは短文21.5%、長文4.0%、引用12.6%、疑問符12.8%、コメント中央値54字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はwisboot 45、sds-page 43、pikopikopan 41、ysync 36。上位5人の合計は総スターの3.2%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は政治/政党 6.87、外交/安全保障 5.55、メディア/報道 3.56が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
研究・教育(大学・学生・研究)、作品・娯楽(漫画・映画・ゲーム)、IT・開発(AI)が、このユーザーの関心を具体化する語群である。広いテーマではネット・SNS、報道、IT・技術、学術・教育にまたがるが、代表例では制度運用の穴に反応する視線が共通し、疑問形で前提や例外を洗い直す。これは賛否の陣営を示すものではなく、記事のどこに故障・矛盾・不公平を見つけるかを示す観察傾向である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: camellowとは、AI・ITと学術・教育への比重が近いうえ、『多少・作業』周辺の語も重なる。本人は中距離コメント型、camellowは長文解説型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人はAI・ITへ、camellowは医療・健康へ相対的に広がる。上位スター付与者は17人重なる。
10 総合評価
19.3年・3,988件を通じ、delta-jaは大学・学生・研究・論文を追ってきた。記事に足す価値は研究・教育と作品・娯楽の制度運用の穴を、疑問形で前提や例外を洗い直す力にあり、論点を制度・責任・具体例へ引き戻す。反面、問いを重ねるほど本人の結論が見えにくくなることもある。量の多さだけではなく、繰り返し使う検査方法に一貫性があり、その一貫性が評価と限界の両方を作っている。