01 基本データ
2015年から2026年まで10.7年、1,591件。活動日は1,041日、期間内稼働率は26.8%である。コメント率98.7%は保存より発言が主で、ほぼ毎回コメントを置く運用を示し、中央値38字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター7,104、1件平均4.47スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は7時の8.8%で、次いで10時7.9%、9時7.5%。日中9〜17時は47.7%、18〜23時は25.0%、深夜0〜5時は5.7%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は水曜16.8%が最多、日曜8.9%が最少。土日合計20.4%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はanond.hatelabo.jp 706件、togetter.com 385件、note.com 43件、shonenjumpplus.com 42件。上位2媒体だけで68.6%を占め、入口の偏りはかなり強い。媒体種別ではネット言論→その他→報道の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 73.9%(増田・はてな・ブコメ)、文化/表現/オタク 22.1%(漫画・アニメ・ゲーム)、生活/社会 10.2%、ジェンダー/家族 7.1%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率は外交/安全保障の平均9.67スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「アニメ」34回、「漫画」30回、「映画」19回、「キャラ」15回、「ドラマ」14回、「子供」45回。単語を束ねると作品・娯楽(アニメ・漫画・映画・キャラ)、家族・ジェンダー(子供・女性・男性・結婚)、研究・教育(学校)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 568 |
| 引用括弧「」を含む | 220 |
| 疑問符を含む | 183 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 112 |
| 感嘆符を含む | 47 |
| URL提示・資料参照を含む | 25 |
| w/草/笑を含む | 18 |
| というか型 | 13 |
| そもそも型 | 8 |
| 長文コメント(100字以上) | 8 |
| むしろ型 | 6 |
| idコールを含む | 2 |
主調は疑問形検査型で、疑問形で前提や例外を洗い直す。定量マーカーは短文36.2%、長文0.5%、引用14.0%、疑問符11.7%、コメント中央値38字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpikopikopan 84、naoto_moroboshi 45、sds-page 40、togusa5 35。上位5人の合計は総スターの3.4%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は外交/安全保障 9.67、経済/労働 8.42、事件/司法 8.13が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
記事選択の中心はネット・SNS、文化・表現、生活・社会、ジェンダー・家族。その内側に作品・娯楽(アニメ・漫画・映画)、家族・ジェンダー(子供・女性・男性)、研究・教育(学校)という具体的な束があり、公平性のずれに反応する姿勢で読む傾向が見える。疑問形で前提や例外を洗い直す文体と結びつくため、立場のラベルより『何を問題化するか』の方が人物像をよく表す。政治・思想を一枚岩に断定する材料ではない。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: neko_no_muzzleとは、文化・表現とジェンダー・家族への比重が近いうえ、『推し・保育園・野菜』周辺の語も重なる。両者とも短評と説明を記事に応じて切り替える。ただし、本人は学術・教育へ、neko_no_muzzleは医療・健康へ相対的に広がる。上位スター付与者記録では両者間に計19スター(本人が受領19・付与0)が確認できる。
10 総合評価
ichi404の1,591件には、アニメ・漫画・映画・キャラが何度も戻ってくる。強みは作品・娯楽と家族・ジェンダーの公平性のずれを、疑問形で前提や例外を洗い直す力で、見出しだけでは落ちる責任・運用・例外をコメント欄へ戻すこと。一方、問いを重ねるほど本人の結論が見えにくくなる危うさも同じ技法の裏側にある。関心分野の数より、何を『故障の徴候』として拾うかに個性が出るブックマーカーである。