01 基本データ
2005年から2026年まで21.0年、14,685件。活動日は4,452日、期間内稼働率は58.2%である。コメント率10.9%は記事保存が主で、コメントは必要な場面に絞る運用を示し、中央値49字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター15,611、1件平均1.06スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は12時の7.4%で、次いで7時6.5%、22時5.7%。日中9〜17時は44.8%、18〜23時は31.1%、深夜0〜5時は8.8%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は月曜16.3%が最多、土曜11.1%が最少。土日合計23.0%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 1,692件、www.itmedia.co.jp 648件、d.hatena.ne.jp 546件、www.nikkei.com 510件。上位2媒体でも15.9%で、参照先は比較的分散している。媒体種別ではネット言論→その他→報道の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 24.8%(Twitter・はてな・SNS)、文化/表現/オタク 23.7%(ライトノベル・ラノベ・アニメ)、メディア/報道 19.1%、AI/IT/技術 12.0%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率は政治/政党の平均3.84スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「小説」34回、「アニメ」22回、「漫画」19回、「ゲーム」19回、「給料」21回、「賃金」18回。単語を束ねると作品・娯楽(小説・アニメ・漫画・ゲーム)、雇用・組織(給料・賃金・労働・上司)、IT・開発(AI・データ)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 332 |
| 疑問符を含む | 328 |
| 引用括弧「」を含む | 215 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 122 |
| むしろ型 | 58 |
| そもそも型 | 41 |
| 感嘆符を含む | 15 |
| 長文コメント(100字以上) | 11 |
| というか型 | 10 |
| w/草/笑を含む | 6 |
| URL提示・資料参照を含む | 2 |
主調は疑問形検査型で、疑問形で前提や例外を洗い直す。定量マーカーは短文20.7%、長文0.7%、引用13.4%、疑問符20.5%、コメント中央値49字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はmorimarii 193、pikopikopan 151、TakamoriTarou 113、number917 94。上位5人の合計は総スターの4.1%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は政治/政党 3.84、ジェンダー/家族 3.55、経済/労働 2.81が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
作品・娯楽(小説・アニメ・漫画)、雇用・組織(給料・賃金・労働)、IT・開発(AI・データ)が、このユーザーの関心を具体化する語群である。広いテーマではネット・SNS、文化・表現、報道、IT・技術にまたがるが、代表例では個人の善悪より制度や組織の運用を先に見る視線が共通し、疑問形で前提や例外を洗い直す。これは賛否の陣営を示すものではなく、記事のどこに故障・矛盾・不公平を見つけるかを示す観察傾向である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: sirobuとは、文化・表現とAI・ITへの比重が近いうえ、『ライト・ラノベ・担当』周辺の語も重なる。両者とも疑問形で記事の前提を洗い直す。ただし、本人は経済・労働へ、sirobuは政治・政党へ相対的に広がる。上位スター付与者は15人重なる。
10 総合評価
21.0年・14,685件を通じ、ichiseは小説・アニメ・漫画・ゲームを追ってきた。記事に足す価値は作品・娯楽と雇用・組織の制度運用の穴を、疑問形で前提や例外を洗い直す力にあり、論点を制度・責任・具体例へ引き戻す。反面、問いを重ねるほど本人の結論が見えにくくなることもある。量の多さだけではなく、繰り返し使う検査方法に一貫性があり、その一貫性が評価と限界の両方を作っている。