01 基本データ
2021年から2026年まで4.9年、7,088件。活動日は1,333日、期間内稼働率は74.5%である。コメント率100.0%は保存より発言が主で、ほぼ毎回コメントを置く運用を示し、中央値47字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター18,034、1件平均2.54スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は21時の12.6%で、次いで20時12.2%、22時11.9%。日中9〜17時は22.3%、18〜23時は60.5%、深夜0〜5時は14.1%で、仕事・学校後に当たる夕方以降へ寄る。曜日は水曜17.0%が最多、日曜12.2%が最少。土日合計24.7%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 2,630件、anond.hatelabo.jp 1,740件、news.yahoo.co.jp 310件、www3.nhk.or.jp 195件。上位2媒体だけで61.7%を占め、入口の偏りはかなり強い。媒体種別ではネット言論→報道→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 66.6%(SNS・増田・Twitter)、メディア/報道 18.5%(NHK・朝日新聞)、学術/教育 16.1%、生活/社会 15.0%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率はジェンダー/家族の平均4.10スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「大学」198回、「研究」96回、「学生」77回、「論文」46回、「お金」70回、「電車」46回。単語を束ねると研究・教育(大学・研究・学生・論文)、生活実務(お金・電車)、家族・ジェンダー(子供)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 1,916 |
| 疑問符を含む | 1,008 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 766 |
| 引用括弧「」を含む | 714 |
| 長文コメント(100字以上) | 413 |
| 感嘆符を含む | 94 |
| というか型 | 80 |
| w/草/笑を含む | 79 |
| そもそも型 | 66 |
| むしろ型 | 61 |
| URL提示・資料参照を含む | 3 |
主調は疑問形検査型で、疑問形で前提や例外を洗い直す。定量マーカーは短文27.0%、長文5.8%、引用10.1%、疑問符14.2%、コメント中央値47字。さらに10/65件で比喩・たとえ。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpikopikopan 199、gwmp0000 130、togusa5 106、sds-page 106。上位5人の合計は総スターの3.6%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均はジェンダー/家族 4.10、医療/健康 3.16、AI/IT/技術 3.12が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
記事選択の中心はネット・SNS、報道、学術・教育、生活・社会。その内側に研究・教育(大学・研究・学生)、生活実務(お金・電車)、家族・ジェンダー(子供)という具体的な束があり、責任の所在に反応する姿勢で読む傾向が見える。疑問形で前提や例外を洗い直す文体と結びつくため、立場のラベルより『何を問題化するか』の方が人物像をよく表す。政治・思想を一枚岩に断定する材料ではない。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: kazuhixとは、学術・教育と医療・健康への比重が近いうえ、『教員・医師・論文』周辺の語も重なる。本人は疑問形検査型、kazuhixは引用切り返し型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人は政治・政党へ、kazuhixはAI・ITへ相対的に広がる。上位スター付与者は13人重なる。
10 総合評価
ブックマーク棚の表面は幅広いが、kalorankaの芯は大学・研究・学生・論文にある。強みは研究・教育の責任の所在を、疑問形で前提や例外を洗い直す力。4.9年の活動でこの型は繰り返され、テーマによってスター反応も得ている。ただし、問いを重ねるほど本人の結論が見えにくくなると批評の焦点がずれる。何を読むか以上に、どこへ疑義を差し込むかで識別できるタイプである。