01 基本データ
2009年から2026年まで17.4年、29,301件。活動日は4,914日、期間内稼働率は77.2%である。コメント率52.6%は記事保存とコメント投稿をほぼ同じ比重で使う運用を示し、中央値32字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター65,376、1件平均2.23スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は21時の6.6%で、次いで22時6.4%、13時6.0%。日中9〜17時は43.7%、18〜23時は30.8%、深夜0〜5時は19.9%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は木曜15.4%が最多、日曜12.6%が最少。土日合計25.5%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はwww.afpbb.com 4,448件、blog.livedoor.jp 1,284件、togetter.com 1,264件、anond.hatelabo.jp 1,263件。上位2媒体でも19.6%で、参照先は比較的分散している。媒体種別ではその他→報道→ネット言論の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはメディア/報道 20.3%(朝日新聞・NHK)、ネット/SNS 15.8%(Twitter・はてな・炎上)、AI/IT/技術 15.3%、外交/安全保障 8.0%。量でも反応でもメディア/報道が中心で、平均4.21スター。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「iPhone」167回、「Apple」161回、「Google」93回、「プロ」90回、「アプリ」79回、「新聞」140回。単語を束ねるとIT・開発(iPhone・Apple・Google・プロ)、報道・情報流通(新聞・テレビ・記者)、作品・娯楽(ゲーム・アニメ・漫画)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 7,374 |
| 引用括弧「」を含む | 3,569 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 792 |
| 疑問符を含む | 686 |
| 感嘆符を含む | 651 |
| 長文コメント(100字以上) | 179 |
| w/草/笑を含む | 167 |
| というか型 | 128 |
| そもそも型 | 107 |
| むしろ型 | 97 |
| URL提示・資料参照を含む | 50 |
| idコールを含む | 10 |
主調は引用切り返し型で、相手や記事の文言を抜き出し、矛盾を見せる。定量マーカーは短文47.8%、長文1.2%、引用23.2%、疑問符4.5%、コメント中央値32字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はguldeen 575、wisboot 561、ysync 423、mesotaro 408。上位5人の合計は総スターの3.6%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均はメディア/報道 4.21、ネット/SNS 3.75、経済/労働 3.55が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
IT・開発(iPhone・Apple・Google)、報道・情報流通(新聞・テレビ・記者)、作品・娯楽(ゲーム・アニメ・漫画)が、このユーザーの関心を具体化する語群である。広いテーマでは報道、ネット・SNS、IT・技術、外交・安全保障にまたがるが、代表例では制度運用の穴に反応する視線が共通し、相手や記事の文言を抜き出し、矛盾を見せる。これは賛否の陣営を示すものではなく、記事のどこに故障・矛盾・不公平を見つけるかを示す観察傾向である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: karatteとは、AI・ITと外交・安全保障への比重が近いうえ、『iPhone・Google・PC』周辺の語も重なる。本人は引用切り返し型、karatteは中距離コメント型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人は外交・安全保障へ、karatteは学術・教育へ相対的に広がる。上位スター付与者は15人重なる。 言及: dankogaiへの名指しは集計上8回。該当コメントでは直接応答が中心で、同意・補足・反論が混在しており、回数だけから論敵や盟友とは決められない。
10 総合評価
ブックマーク棚の表面は幅広いが、kenken610の芯はiPhone・Apple・Google・プロにある。強みはIT・開発と報道・情報流通の制度運用の穴を、相手や記事の文言を抜き出し、矛盾を見せる力。17.4年の活動でこの型は繰り返され、テーマによってスター反応も得ている。ただし、引用した相手の粗さに議論全体が引っ張られると批評の焦点がずれる。何を読むか以上に、どこへ疑義を差し込むかで識別できるタイプである。