01 基本データ
※ ブックマークが非常に多いため、全 36,895 件のうち直近 30,000 件を分析対象としています(統計値は分析対象の集計です)。
2014年から11.8年、30,000件を4,132日、活動率95.6%で積み上げた常駐型。コメント率60.6%、中央値37字で、収集だけでなく即席の読解・判定を大量に添える。総スター63,513、平均2.12は、短文でも感情の急所を抜くコメントが継続的に読まれていることを示す。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
平日は14.7〜15.6%でほぼ均等、休日も各12.4%を維持する。13時8.4%を頂点に朝から深夜まで分散し、特定のニュース時間だけでなく日常の隙間に増田、Togetter、作品更新を巡回するリズムである。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
増田9,166件とTogetter4,520件が圧倒的で、匿名の生活相談とネット上の反応そのものが主食。note、Twitter、NHK、朝日、Yahoo!ニュースも読み、可燃物だけを眺めるのでなく、報道・作品・技術記事を同じ観察台へ運ぶ。
04 主要テーマ・関心
ネット/SNS54.1%を軸に、生活/社会21.0%、文化/表現/オタク18.3%が続く。家族、恋愛、職場、医療、被害、創作の人物関係を読み解く比重が大きい。ジェンダー/家族は8.6%ながら平均3.84スターと最も反応が強く、雑な一般化を止めるコメントが支持されやすい。
05 頻出語
「人間」「関係」「理解」「共感」「感情」と、人物の内面や関係性を追う語が太い。「女性」「男性」「結婚」「家族」と作品・生活の話題が交わり、誰が何を言ったかより、その言い方が相手をどう扱うかを検査する語彙になっている。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 7,760 |
| 引用括弧「」を含む | 2,841 |
| 疑問符を含む | 1,726 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 1,510 |
| 感嘆符を含む | 1,066 |
| 長文コメント(100字以上) | 1,013 |
| w/草/笑を含む | 236 |
| そもそも型 | 183 |
| むしろ型 | 136 |
| というか型 | 116 |
| URL提示・資料参照を含む | 32 |
| idコールを含む | 18 |
攻撃的な語
短文ツッコミ7,760件、引用括弧2,841件、疑問符1,726件。引用の一節をつまみ、「それ、おかしくね?」と論点を一点へ寄せるのが基本技。共感の解像度は高い一方、苛立つと「死ね」「キチガイ」「メンヘラ」などの強い語や、相手を一語で片づける言い回しも反復する。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
zakkichoから1,021、pikopikopanから776スターを受ける。高反応なのはジェンダー/家族3.84、事件/司法3.46、ネット/SNS2.77。被害者を責める空気や関係性の歪みを具体的に言語化した時に星が集まり、観察眼と断言の切れ味が同時に評価されている。
08 思想・政治傾向
政治的な陣営への関心より、生活のなかで弱い立場に置かれた人が雑に扱われないか、家族・恋愛・職場の関係が誰かの我慢で成立していないかへ目が向く傾向が強い。医療、発達、ジェンダー、被害の話題でも、抽象的な正しさより当人の事情や周囲の応答を読む。反面、相手の無理解を見つけた時は、その複雑さを辛い一語で圧縮しがちである。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
studymonsterとは、ネット/SNS、生活、創作をまたぎ、雑な正義や関係性の無理筋を読むという話題圏が近い。narukamiは短い違和感の指摘で局面を切る側、studymonsterは育児・創作の当事者経験からほどく側という差があるように見える。テーマ類似度は高い一方、集計上のスター授受はない。
10 総合評価
narukamiは、増田とTogetterを11年以上ほぼ毎日読み、生活相談、家族、被害、創作の文章から「本当に問題なのはどこか」を短文で拾う高密度の観察者である。被害者責めや関係の搾取を見逃さない共感性が強み。その切れ味は支持を集める一方、苛立ちが「死ね」や障害を揶揄する語へ飛ぶと、丁寧に読んだ人物像まで乱暴な断罪で上書きしてしまう。