01 基本データ
2009年末から16.6年で12,612件、活動日3,652日、稼働率60.3%。コメントは3.9%と少数精鋭だが、書くときの中央値は51字で、記事を保存する巡回と必要な場面だけ補足する運用が分かれている。総スター1,215、平均0.10スターは、広くニュースを拾うアーカイブ型らしい反応規模である。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
平日の比率は月曜15.8%から木曜18.0%まで厚く、土日はいずれも8%前後へ下がる。時刻は正午12時の10.9%が頂点で、早朝5〜7時にも各7%台が集まる。平日の日中と朝のニュース確認を軸に、夕方まで継続して読むリズムが見える。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
Togetter796件を先頭に、朝日532件、増田518件、NHK481件、Twitter461件、Yahoo!ニュース429件。新聞・放送の報道と、まとめ・匿名投稿・SNS上の反応を並べて追う。一次報道だけで完結せず、ニュースがネットでどう受け取られるかまで観察対象にしている。
04 主要テーマ・関心
メディア/報道29.7%が大きく、ネット/SNS18.1%、外交/安全保障・政治/政党が各15.1%で続く。日本、韓国、中国、米国、政権、報道が頻出し、国際関係と国内政治を報道の伝え方や世論の動きまで含めて読む。文化、教育、司法、技術も8%前後あり、ニュース専業の細い視野には収まらない。
05 頻出語
「日本」50、「韓国」39が際立ち、「対応」「理解」「情報」「謝罪」「関係」「被害者」が続く。誰が善悪かを即断するより、政府・報道・組織が何を説明し、何を確認し、どのように対応したかを確かめる語彙である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 120 |
| 疑問符を含む | 41 |
| 長文コメント(100字以上) | 27 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 22 |
| 引用括弧「」を含む | 10 |
| 感嘆符を含む | 5 |
| w/草/笑を含む | 3 |
| URL提示・資料参照を含む | 2 |
| というか型 | 1 |
30字以下120件に対して100字以上は27件。基本は短く疑問を置くか、前提のずれを一つ指摘する型で、疑問符も41件ある。一方、司法統計、制度、外交交渉などでは条件や数字を添えて長く説明する。候補語には陣営ラベルも少数あるが、全498コメント中の候補率は2.0%で、対人攻撃を主軸にした文体ではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
スター付きは2.3%と少ないが、指定席の払い戻し手順を具体化したコメントは228スター、献立表の著作権をめぐる慎重な推測は77スターを得た。テーマ別ではジェンダー/家族0.25、ネット/SNS0.20、生活/社会0.15が上位で、抽象的な党派論よりも、生活上の具体的な手続きや制度の読み解きが反応を得やすい。
08 思想・政治傾向
政治・外交では、特定の陣営への一貫した帰属を示すというより、日本・韓国・中国・米国の関係、政府の説明、報道の扱い方に強い関心が向く。共産党の地域的な支援情報を評価する一方、政権や外交対応にも手続きと実効性の観点から疑問を置く。ジェンダー、歴史、表現を含む論点でも、単純なラベルより資料、制度、当事者への影響を確認しようとする傾向が見える。
10 総合評価
nekoguruma2は、16年半にわたり報道、ネット上の反応、政治・外交を静かに収集してきたニュース巡回型である。制度や説明の穴を、短い疑問や具体的な手順で可視化するのが強みで、指定席対応や司法統計へのコメントにはその実務感覚が出る。反面、コメント率3.9%ゆえ大量の収集が何をどう読んだかは沈黙に残りやすく、政治的な話題では「売国奴」のような単語が一度きりでも判断を急がせる。確認の癖を、人物ラベルにも同じだけ向けられるとさらに強い。