01 基本データ
13.4年で12,800件、11,393件にコメントする古参高稼働型。中央値55字で、短い一行から長い制度論まで幅がある。活動率69.7%、総スター52,975と、量・継続・反応の三つが同時に大きい。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
活動日3,406日で、十年以上にわたり週の大半でネット話題を追う。2013年の酒や喫煙論争から2026年の救助費用まで履歴が続き、単発の炎上よりネット規範がどう変化したかを比較できる標本となる。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
増田1,528件、Togetter1,355件、自身のブログ637件が上位。匿名談、まとめ、報道を読み、必要なら自分で長文化する。コメント欄は感想欄というより、記事へ勝手に副音声と反対尋問を付ける場所だ。
04 主要テーマ・関心
ネット33.4%、報道15.8%、文化10.7%、ジェンダー10.0%。事件・司法の平均スター7.40、ジェンダー6.65、政治6.20と、制度と感情のずれを言語化した時に反応が伸びる。
05 頻出語
「馬鹿」459件が最多で、「人間」「子供」「増田」「言葉」「文章」「女性」が続く。人がどの言葉で他者を扱い、制度がどの仕事を評価しないかへ敏感だが、自身も評価語を大量投入する。
06 文体の特徴
| 引用括弧「」を含む | 3,731 |
| 短文ツッコミ(30字以下) | 2,976 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 2,004 |
| 疑問符を含む | 902 |
| 長文コメント(100字以上) | 590 |
| 感嘆符を含む | 560 |
| w/草/笑を含む | 379 |
| そもそも型 | 125 |
| むしろ型 | 107 |
| というか型 | 105 |
| URL提示・資料参照を含む | 77 |
| idコールを含む | 45 |
攻撃的な語
引用3,731件、一人称2,004件、短文2,976件、長文590件。比喩と場面想像が巧みで、「前菜として僕を殴ってください」「筋トレ警察」など絵が浮かぶ。一方、死ね26件、バカ411件、クソ187件で、副音声が時々本編を焼く。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
平均4.14、スター付き率53.4%。評価されない仕事、SNS上の制度利用、写真公開の二次被害、政治家の対話姿勢など、怒りを一度構造へ翻訳したコメントが二百スター級となる。
08 思想・政治傾向
個人の善悪より、制度がどの行動を促し、誰の負担を不可視化するかを考える傾向が強い。誰もやらないと困る仕事が評価されないなら評価制度がおかしいとし、制度を正規に利用して本を買う行為を「ハック」と呼ぶ批判にも反発する。ネット私刑には警戒しつつ、人気商売で反感を買って仕事を失うことを必ずしも私刑とは見なさないなど、言論・評判・制裁の境界を案件ごとに引こうとする。ジェンダー論では、男性・女性の被害や役割を一方向の物語に押し込むことを嫌い、フェミニズム内部の言説も批判対象にする。特定陣営への帰属より、理屈の整合性、会話の余地、負担配分を重視する論客と読める。ただし、相手の理屈を分解する力が強いぶん、結論部で「死ね」「くたばれ」「キチガイ」「馬鹿」と処理すると、自身が批判する0点判定と同じ構造を再演する。論証は精密だが、閉廷後の廊下でまだ喧嘩が続いている。
10 総合評価
十三年分のネット文化を、制度、感情、言葉の使い方から解体する古参論客。見落とされた仕事、ネット私刑、ジェンダー論争を比喩豊かに整理し、読み手が状況を一枚絵で理解できる。弱点は、精密な反対尋問の最後に「死ね」「馬鹿」「クソ」を積み、相手の会話資格そのものを剥がすことだ。前菜の比喩だけで十分うまいので、皿ごと投げなくても客は帰らない。