01 基本データ
2007年から2026年まで19.3年、5,828件。活動日は2,159日、期間内稼働率は30.7%である。コメント率99.1%は保存より発言が主で、ほぼ毎回コメントを置く運用を示し、中央値62字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター33,431、1件平均5.74スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は8時の9.7%で、次いで7時9.5%、9時6.3%。日中9〜17時は41.4%、18〜23時は31.6%、深夜0〜5時は2.7%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は月曜15.7%が最多、火曜13.3%が最少。土日合計29.7%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 1,496件、anond.hatelabo.jp 1,203件、news.yahoo.co.jp 263件、www3.nhk.or.jp 181件。上位2媒体だけで46.3%を占め、入口の偏りはかなり強い。媒体種別ではネット言論→報道→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 54.4%(Twitter・増田・炎上)、メディア/報道 21.3%(NHK・朝日新聞)、生活/社会 15.5%、ジェンダー/家族 12.4%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率はジェンダー/家族の平均7.16スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「女性」318回、「子供」285回、「男性」235回、「結婚」149回、「警察」76回、「逮捕」58回。単語を束ねると家族・ジェンダー(女性・子供・男性・結婚)、事件・司法(警察・逮捕・裁判・犯罪)、作品・娯楽(漫画・ゲーム・アニメ)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 874 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 722 |
| 疑問符を含む | 671 |
| 引用括弧「」を含む | 421 |
| 長文コメント(100字以上) | 338 |
| 感嘆符を含む | 225 |
| そもそも型 | 74 |
| w/草/笑を含む | 57 |
| むしろ型 | 52 |
| というか型 | 30 |
| URL提示・資料参照を含む | 26 |
| idコールを含む | 2 |
主調は数字具体化型で、数字や具体例で抽象論を地面へ下ろす。定量マーカーは短文15.1%、長文5.9%、引用7.3%、疑問符11.6%、コメント中央値62字。さらに代表例の15/60件で数字を使用。疑問形で前提や例外を洗い直す傾向も併存する。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpikopikopan 362、gwmp0000 355、cl-gaku 344、sds-page 254。上位5人の合計は総スターの4.7%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均はジェンダー/家族 7.16、政治/政党 6.85、経済/労働 6.78が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
大枠ではネット・SNS、報道、生活・社会、ジェンダー・家族を巡回するが、語彙を一段掘ると家族・ジェンダー(女性・子供・男性)、事件・司法(警察・逮捕・裁判)、作品・娯楽(漫画・ゲーム・アニメ)が反復する。代表コメントでは公平性のずれに反応する読み方が目立ち、数字や具体例で抽象論を地面へ下ろす。ここから言えるのは思想所属ではなく、どの種類の破綻を見逃しにくいかという関心の癖までである。テーマごとに評価が変わる余地は残る。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: bnckmnjとは、ジェンダー・家族と文化・表現への比重が近いうえ、『性別・平等・年収』周辺の語も重なる。本人は中距離コメント型、bnckmnjは長文解説型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人は経済・労働へ、bnckmnjは事件・司法へ相対的に広がる。上位スター付与者は15人重なる。
10 総合評価
Kenjuの5,828件には、女性・子供・男性・結婚が何度も戻ってくる。強みは家族・ジェンダーの公平性のずれを、数字や具体例で抽象論を地面へ下ろす力で、見出しだけでは落ちる責任・運用・例外をコメント欄へ戻すこと。一方、数字で捉えにくい価値判断まで単一指標へ寄せる危うさも同じ技法の裏側にある。関心分野の数より、何を『故障の徴候』として拾うかに個性が出るブックマーカーである。