01 基本データ
2006年から約19.8年、9,118件を記録し、活動日は3,881日、稼働率53.6%。コメント率94.3%、中央値26字と、ほぼすべての記事に即応の一言を添える。総スター21,831、平均2.39スターは、長期の常駐と短評の蓄積が着実に読まれてきたことを示す。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
投稿は平日が厚く、水曜17.6%、金曜17.3%が山。9時10.7%、10時9.3%、11時7.9%に集中し、昼間のニュースと日常案件を高速処理するリズムが見える。週末は各1割未満まで落ち、巡回は明確に平日型である。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
増田802件、Togetter647件、はてなダイアリー355件を基盤に、朝日311件、NHK248件、毎日・日経などの報道を読む。匿名の生活相談やネット言説を入口にしつつ、新聞記事と制度の話へ戻る。少年ジャンプ+203件もあり、社会批評だけに閉じない。
04 主要テーマ・関心
ネット/SNS22.0%とメディア/報道21.0%が二大入口だが、図書館406件を含む学術/教育14.1%、生活/社会12.3%、経済/労働11.5%まで太い。家族・ジェンダーは5.1%ながら平均4.94スターで最高。身近な不公平を制度の欠陥として言い直すコメントが強く反応される。
05 頻出語
「図書館」133回、「仕事」142回、「人間」141回、「教育」82回、「労働」70回が並ぶ。生活の手触り、公共サービス、職場の責任を往復する語彙である。「ほんま」76回、「ワロタ」60回、「ワーオ」48回が、深刻な話も湿度を上げすぎず処理する関西弁混じりの間合いを作る。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 4,914 |
| w/草/笑を含む | 1,318 |
| 引用括弧「」を含む | 847 |
| 疑問符を含む | 796 |
| 感嘆符を含む | 632 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 411 |
| URL提示・資料参照を含む | 72 |
| そもそも型 | 64 |
| むしろ型 | 64 |
| というか型 | 64 |
| idコールを含む | 21 |
| 長文コメント(100字以上) | 11 |
30字以下が4,914件、w/草/笑が1,318件、引用括弧が847件。引用した建前に一言だけ差し込み、制度の責任や当事者の負担を露出させる型が中心である。笑いは強力な圧縮装置だが、短さゆえに相手の事情より結論が先に届く場面もある。idコールは21件にとどまり、特定相手との論争を主戦場にはしていない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
wackunnpapaから336、guldeenから192、rgfxから178スター。テーマ別ではジェンダー/家族4.94、事件/司法4.62、政治/政党3.73が高い。看護休暇、育休、労働行政、政治責任のように、制度が個人へ押しつける負担を短く可視化したコメントが支持されている。
08 思想・政治傾向
公共サービス、労働、教育、家族の領域で、自己責任や現場への丸投げに警戒する関心が強い。政治や報道も、誰が決め、誰が後始末を負うかという制度運用の側から読む傾向が見える。文化やネットの話題でも、表現そのものより、その周囲で起きる排除や不均衡に目が向きやすい。特定の陣営へ一貫して回収するより、具体的な負担と権利を優先する読み方である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
kotobukitaishaとは、報道を制度・労働・社会の問題へ戻す関心領域が近い。aliliputはそこへ図書館、教育、増田の生活実感、そして短い笑いを多めに投入する。両者にはスター授受が確認されないため、近い話題を別々の観測地点から読んでいる組み合わせといえる。
10 総合評価
aliliputは、19.8年にわたり図書館、教育、労働、家族、報道を拾い、制度が個人へ押しつける理不尽を短文で可視化してきたブックマーカーである。看護休暇や育休、政治の責任を具体的な権利として言い直す力が強く、反応も大きい。一方で、ワロタと断言の速度は読みやすさの代償として複雑な事情を一刀両断にしうる。それでも、笑いの下にあるのは生活を雑に扱わせない粘り強い監視である。