01 基本データ
2014年から2026年まで11.8年、30,000件。活動日は2,414日、期間内稼働率は56.1%である。コメント率18.3%は記事保存が主で、コメントは必要な場面に絞る運用を示し、中央値20字からコメントは短い判定文が中心。総スター9,063、1件平均0.30スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は12時の6.2%で、次いで17時6.0%、11時5.6%。日中9〜17時は44.2%、18〜23時は30.0%、深夜0〜5時は14.7%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は火曜16.4%が最多、土曜11.5%が最少。土日合計23.6%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 2,262件、anond.hatelabo.jp 972件、qiita.com 903件、www3.nhk.or.jp 617件。上位2媒体でも10.8%で、参照先は比較的分散している。媒体種別ではその他→ネット言論→報道の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはAI/IT/技術 19.6%(開発・エンジニア・アプリ)、ネット/SNS 15.0%(Twitter・はてな・Togetter)、メディア/報道 12.7%、文化/表現/オタク 6.9%。量の首位はAI/IT/技術だが、反応効率は政治/政党の平均1.48スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「共産」31回、「政治家」28回、「議員」25回、「国民」25回、「自民」22回、「中国」43回。単語を束ねると政治・行政(共産・政治家・議員・国民)、外交・戦争(中国・アメリカ・韓国・戦争)、事件・司法(逮捕・責任・警察)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 4,102 |
| 疑問符を含む | 898 |
| 感嘆符を含む | 477 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 155 |
| w/草/笑を含む | 110 |
| 引用括弧「」を含む | 59 |
| というか型 | 51 |
| そもそも型 | 20 |
| 長文コメント(100字以上) | 17 |
| むしろ型 | 9 |
| URL提示・資料参照を含む | 6 |
主調は短文判定型で、短い一言で論点の急所へ判定を置く。定量マーカーは短文74.6%、長文0.3%、引用1.1%、疑問符16.3%、コメント中央値20字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。疑問形で前提や例外を洗い直す傾向も併存する。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はysync 103、sds-page 73、togusa5 68、yokobentaro 60。上位5人の合計は総スターの4.0%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は政治/政党 1.48、事件/司法 0.97、外交/安全保障 0.79が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
政治・行政(共産・政治家・議員)、外交・戦争(中国・アメリカ・韓国)、事件・司法(逮捕・責任・警察)が、このユーザーの関心を具体化する語群である。広いテーマではIT・技術、ネット・SNS、報道、文化・表現にまたがるが、代表例では制度運用の穴に反応する視線が共通し、短い一言で論点の急所へ判定を置く。これは賛否の陣営を示すものではなく、記事のどこに故障・矛盾・不公平を見つけるかを示す観察傾向である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: tamtam3とは、文化・表現と経済・労働への比重が近い。本人は短文判定型、tamtam3は中距離コメント型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人はAI・ITへ、tamtam3は外交・安全保障へ相対的に広がる。上位スター付与者記録では両者間に計26スター(本人が受領26・付与0)が確認できる。
10 総合評価
delimiterの30,000件には、共産・政治家・議員・国民が何度も戻ってくる。強みは政治・行政と外交・戦争の制度運用の穴を、短い一言で論点の急所へ判定を置く力で、見出しだけでは落ちる責任・運用・例外をコメント欄へ戻すこと。一方、前提条件や例外が省かれ、判定だけが独立する危うさも同じ技法の裏側にある。関心分野の数より、何を『故障の徴候』として拾うかに個性が出るブックマーカーである。