01 基本データ
2017年から2026年まで9.1年、8,778件。活動日は1,927日、期間内稼働率は57.9%である。コメント率97.9%は保存より発言が主で、ほぼ毎回コメントを置く運用を示し、中央値57字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター46,644、1件平均5.31スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は10時の15.1%で、次いで9時13.0%、11時12.7%。日中9〜17時は87.5%、18〜23時は4.6%、深夜0〜5時は1.6%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は火曜21.2%が最多、日曜1.6%が最少。土日合計3.3%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 950件、www3.nhk.or.jp 864件、anond.hatelabo.jp 512件、news.yahoo.co.jp 473件。上位2媒体で20.7%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別では報道→ネット言論→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはメディア/報道 32.8%(NHK・朝日新聞)、ネット/SNS 24.9%(Twitter・SNS・炎上)、生活/社会 13.5%、医療/健康 12.9%。量の首位はメディア/報道だが、反応効率は事件/司法の平均8.91スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「子供」163回、「女性」66回、「結婚」66回、「AI」107回、「エンジニア」65回、「開発」64回。単語を束ねると家族・ジェンダー(子供・女性・結婚)、IT・開発(AI・エンジニア・開発)、作品・娯楽(映画・ゲーム)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 疑問符を含む | 2,129 |
| 短文ツッコミ(30字以下) | 1,835 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 539 |
| 長文コメント(100字以上) | 534 |
| 感嘆符を含む | 505 |
| w/草/笑を含む | 381 |
| 引用括弧「」を含む | 308 |
| そもそも型 | 291 |
| むしろ型 | 135 |
| URL提示・資料参照を含む | 46 |
| というか型 | 35 |
| idコールを含む | 2 |
主調は疑問形検査型で、疑問形で前提や例外を洗い直す。定量マーカーは短文21.4%、長文6.2%、引用3.6%、疑問符24.8%、コメント中央値57字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpikopikopan 366、wisboot 319、graynora 253、speed_star_99 250。上位5人の合計は総スターの3.1%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は事件/司法 8.91、政治/政党 8.43、医療/健康 6.47が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
大枠では報道、ネット・SNS、生活・社会、医療・健康を巡回するが、語彙を一段掘ると家族・ジェンダー(子供・女性・結婚)、IT・開発(AI・エンジニア・開発)、作品・娯楽(映画・ゲーム)が反復する。代表コメントでは実装・運用の甘さに反応する読み方が目立ち、疑問形で前提や例外を洗い直す。ここから言えるのは思想所属ではなく、どの種類の破綻を見逃しにくいかという関心の癖までである。テーマごとに評価が変わる余地は残る。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: naoto_moroboshiとは、医療・健康と経済・労働への比重が近いうえ、『余裕・だし・加減』周辺の語も重なる。本人は疑問形検査型、naoto_moroboshiは中距離コメント型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人は医療・健康へ、naoto_moroboshiは文化・表現へ相対的に広がる。上位スター付与者記録では両者間に計148スター(本人が受領148・付与0)が確認できる。
10 総合評価
emt0を特徴づけるのは、子供・女性・結婚・AIという題材そのものより、そこで家族・ジェンダーとIT・開発の実装・運用の甘さを、疑問形で前提や例外を洗い直す力である。9.1年の蓄積により観察軸は安定しているが、問いを重ねるほど本人の結論が見えにくくなる場面では持ち味が弱点へ反転する。強みと危うさが別物ではなく、同じ読み方から生じている点がこのプロフィールの核心である。