01 基本データ
2014年から11.4年にわたり1,710件、活動日は893日。期間全体を毎日埋めるのではなく、必要な記事を着実に回収する稼働率21.4%の長期巡回型である。コメント率は21.5%、中央値22字、総スター98と、主役は発言量ではなく後で使える資料の棚づくりにある。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
平日への集中が明瞭で、木曜19.4%、火曜18.1%が高く、土曜6.7%、日曜7.7%は低い。投稿は9〜14時に山があり、10時9.5%、13時9.2%、9時9.0%。技術の調査や仕事の合間にリンクを整理するような、平日日中型のリズムが見える。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
Qiita195件を筆頭に、Speaker Deck77件、SlideShare55件、GitHub42件、Stack Overflow24件が並ぶ。記事だけでなく発表資料、実装、Q&Aを同じ資料束として扱う構成で、技術トレンドの観戦よりも現場で再利用できる知識を回収する媒体選びである。
04 主要テーマ・関心
AI/IT/技術が494件、28.9%と突出し、Scala、Java、Scrum、EM、組織、テストのタグが厚い。次点のネット/SNS132件、生活/社会95件にも増田や育児、就職、食の話が混ざる。技術だけを真空パックせず、チーム運営や生活との接点まで読む実務寄りの関心地図である。
05 頻出語
頻出語は「スクラム」「テスト」各9回、「コード」「ツール」「チーム」各7回。「プロダクト」「管理」「開発」「プロジェクト」も並び、コメントでも技術を個人の腕前だけでなく、チームと運用の単位で捉える。とはいえ語数自体は抑制的で、必要なときだけ小さく印を残す。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 234 |
| 感嘆符を含む | 37 |
| 引用括弧「」を含む | 27 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 12 |
| w/草/笑を含む | 11 |
| 長文コメント(100字以上) | 8 |
| 疑問符を含む | 6 |
| URL提示・資料参照を含む | 3 |
| というか型 | 2 |
| むしろ型 | 1 |
367件のコメントのうち短文が234件で、基本文体は一行の感想・補足・ダジャレである。感嘆符37件、引用括弧27件に対し、100字以上は8件、疑問符も6件。論争を引き延ばすより、読んだ瞬間の発見を置いて離れる。攻撃候補は2件のみで、対人対立を主戦場にする使い方ではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
総スター98、平均0.06スターで、強い反応を狙うより保存と参照が主目的である。その中でジェンダー/家族は平均1.20スターと突出し、育児と技術をつなぐコメントや、生活に根差した言葉が届いている。最多付与者も5スターが2人で、広く薄く、静かな読者との接点がある。
08 思想・政治傾向
政治的な陣営への関心はほとんど前景化せず、ソフトウェア開発、スクラム、採用、教育、チーム運営を中心に、技術が人の働き方や生活へどうつながるかを追う傾向が見える。増田やニュースも読むが、対立の勝敗より、組織・インフラ・キャリアの実感を持ち帰れるかに重心があるようだ。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
技術資料と実務記事を主食にする点では、m1104mやishimitsuの「低刺激な資料収集」寄りの傾向と近い。mura-_-miはそこへスクラム、EM、組織、育児のタグを重ね、資料庫をチーム運営と生活のほうへ少し拡張する。候補間にスター授受は確認できず、同じ棚を見ていても静かに各自で索引を作る関係に見える。
10 総合評価
mura-_-miは、Qiita、発表資料、GitHubを11年以上にわたり集める、スクラムと開発実務の長期アーカイブ型である。短文中心でも「カオス園児ニアリング」のような軽い言葉遊びや、技術と生活をつなぐ観察が光る。一方、スター反応は少なく、コメントも要点だけなので、集めた知識の全体像や判断基準は外からは読み取りにくい。静かな棚は豊かだが、たまには見出し付きの案内板もあればさらに頼られそうである。