01 基本データ
2017年から2026年まで8.6年、538件。活動日は386日、期間内稼働率は12.3%である。コメント率77.9%は保存より発言が主で、ほぼ毎回コメントを置く運用を示し、中央値59字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター1,217、1件平均2.26スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は6時の7.1%で、次いで5時6.9%、12時6.5%。日中9〜17時は35.6%、18〜23時は18.3%、深夜0〜5時は29.2%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は木曜17.8%が最多、月曜11.3%が最少。土日合計27.7%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 50件、news.livedoor.com 43件、twitter.com 21件、anond.hatelabo.jp 16件。上位2媒体でも17.3%で、参照先は比較的分散している。媒体種別ではその他→ネット言論→報道の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマは学術/教育 31.2%(教育・科学・大学)、メディア/報道 29.0%(マスコミ・報道)、ネット/SNS 20.3%、ジェンダー/家族 17.3%。量の首位は学術/教育だが、反応効率は政治/政党の平均5.46スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「マスコミ」31回、「報道」21回、「新聞」20回、「朝日」12回、「女性」51回、「男性」14回。単語を束ねると報道・情報流通(マスコミ・報道・新聞・朝日)、家族・ジェンダー(女性・男性・結婚・子供)、研究・教育(科学・大学・科学的・学校)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 109 |
| 引用括弧「」を含む | 96 |
| 長文コメント(100字以上) | 39 |
| 感嘆符を含む | 38 |
| 疑問符を含む | 30 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 25 |
| w/草/笑を含む | 6 |
| URL提示・資料参照を含む | 1 |
| そもそも型 | 1 |
主調は引用切り返し型で、相手や記事の文言を抜き出し、矛盾を見せる。定量マーカーは短文26.0%、長文9.3%、引用22.9%、疑問符7.2%、コメント中央値59字。さらに代表例の10/40件で数字を使用。数字や具体例で抽象論を地面へ下ろす傾向も併存する。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はhatbet 21、ezmi4 13、kotae_taeko 9、arvante 7。上位5人の合計は総スターの4.6%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は政治/政党 5.46、ジェンダー/家族 3.99、メディア/報道 3.44が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。 また、hatbetとは上位付与者記録上で双方向のスターがあり、受領21・付与21が確認できる。
08 思想・政治傾向
報道・情報流通(マスコミ・報道・新聞)、家族・ジェンダー(女性・男性・結婚)、研究・教育(科学・大学・科学的)が、このユーザーの関心を具体化する語群である。広いテーマでは学術・教育、報道、ネット・SNS、ジェンダー・家族にまたがるが、代表例では権利・被害・公平性の配分を気にする視線が共通し、相手や記事の文言を抜き出し、矛盾を見せる。これは賛否の陣営を示すものではなく、記事のどこに故障・矛盾・不公平を見つけるかを示す観察傾向である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: metarunaとは、ジェンダー・家族と医療・健康への比重が近いうえ、『科学的・慰安婦・崩壊』周辺の語も重なる。本人は引用切り返し型、metarunaは長文解説型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人は学術・教育へ、metarunaは政治・政党へ相対的に広がる。
10 総合評価
hatbetの538件には、マスコミ・報道・新聞・朝日が何度も戻ってくる。強みは報道・情報流通と家族・ジェンダーの公平性のずれを、相手や記事の文言を抜き出し、矛盾を見せる力で、見出しだけでは落ちる責任・運用・例外をコメント欄へ戻すこと。一方、引用した相手の粗さに議論全体が引っ張られる危うさも同じ技法の裏側にある。関心分野の数より、何を『故障の徴候』として拾うかに個性が出るブックマーカーである。