01 基本データ
2016年から2026年まで10.2年、30,000件。活動日は2,823日、期間内稼働率は75.7%である。コメント率86.8%は保存より発言が主で、ほぼ毎回コメントを置く運用を示し、中央値27字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター52,440、1件平均1.75スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は8時の26.8%で、次いで9時16.6%、10時9.9%。日中9〜17時は66.5%、18〜23時は3.0%、深夜0〜5時は1.4%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は火曜19.1%が最多、日曜1.9%が最少。土日合計6.8%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 6,839件、anond.hatelabo.jp 4,256件、www3.nhk.or.jp 1,041件、news.yahoo.co.jp 867件。上位2媒体だけで37.0%を占め、入口の偏りはかなり強い。媒体種別ではネット言論→報道→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 43.8%(Twitter・増田・炎上)、メディア/報道 21.2%(NHK・朝日新聞)、生活/社会 18.1%、文化/表現/オタク 15.5%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率は事件/司法の平均2.83スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「子供」346回、「結婚」238回、「女性」105回、「男性」83回、「母親」78回、「警察」158回。単語を束ねると家族・ジェンダー(子供・結婚・女性・男性)、事件・司法(警察・犯罪・事故・詐欺)、作品・娯楽(ゲーム・アニメ)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 15,289 |
| 疑問符を含む | 4,302 |
| 感嘆符を含む | 2,394 |
| w/草/笑を含む | 1,913 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 1,177 |
| 引用括弧「」を含む | 754 |
| URL提示・資料参照を含む | 269 |
| そもそも型 | 123 |
| というか型 | 106 |
| むしろ型 | 34 |
| 長文コメント(100字以上) | 23 |
| idコールを含む | 16 |
攻撃的な語
主調は短文判定型で、短い一言で論点の急所へ判定を置く。定量マーカーは短文58.7%、長文0.1%、引用2.9%、疑問符16.5%、コメント中央値27字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。疑問形で前提や例外を洗い直す傾向も併存する。直接的な攻撃表現も実文で確認でき、論点批判と人物・集団への判決が接近する場面がある。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpikopikopan 987、ysync 745、togusa5 497、wisboot 484。上位5人の合計は総スターの5.9%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は事件/司法 2.83、ジェンダー/家族 2.54、メディア/報道 2.48が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
大枠ではネット・SNS、報道、生活・社会、文化・表現を巡回するが、語彙を一段掘ると家族・ジェンダー(子供・結婚・女性)、事件・司法(警察・犯罪・事故)、作品・娯楽(ゲーム・アニメ)が反復する。代表コメントでは公平性のずれに反応する読み方が目立ち、短い一言で論点の急所へ判定を置く。ここから言えるのは思想所属ではなく、どの種類の破綻を見逃しにくいかという関心の癖までである。テーマごとに評価が変わる余地は残る。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: well-doingとは、文化・表現と医療・健康への比重が近いうえ、『旦那・一生・離婚』周辺の語も重なる。本人は短文判定型、well-doingは長文解説型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。上位スター付与者記録では両者間に計238スター(本人が受領238・付与0)が確認できる。 対照: dragoon-in-the-aquaも文化・表現と医療・健康を追い、『一生・最強』周辺を共有するが、本人は短文判定型、dragoon-in-the-aquaは長文解説型。思想上の正反対と断定する材料はないが、同じ話題を処理する文章の型は明確に対照的である。 言及: wattoへのidコールは集計上8回。該当コメントでは補足・直接応答が中心で、個別論点の情報交換や訂正の相手として参照している。
10 総合評価
10.2年・30,000件を通じ、iasnaは子供・結婚・女性・男性を追ってきた。記事に足す価値は家族・ジェンダーと事件・司法の公平性のずれを、短い一言で論点の急所へ判定を置く力にあり、論点を制度・責任・具体例へ引き戻す。反面、批判対象の行為より相手への判決が前面に出ることもある。量の多さだけではなく、繰り返し使う検査方法に一貫性があり、その一貫性が評価と限界の両方を作っている。