01 基本データ
2010年から2026年まで16.4年、1,144件。活動日は883日、期間内稼働率は14.7%である。コメント率13.8%は記事保存が主で、コメントは必要な場面に絞る運用を示し、中央値87字からコメントは説明を伴う長文寄り。総スター439、1件平均0.38スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は8時の11.5%で、次いで7時11.1%、12時8.0%。日中9〜17時は40.2%、18〜23時は18.4%、深夜0〜5時は13.9%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は月曜16.1%が最多、土曜12.2%が最少。土日合計25.5%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はqiita.com 94件、anond.hatelabo.jp 44件、coliss.com 35件、togetter.com 34件。上位2媒体でも12.1%で、参照先は比較的分散している。媒体種別ではその他→技術→ネット言論の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはAI/IT/技術 34.1%(開発・アプリ・エンジニア)、ネット/SNS 10.8%(はてな・Twitter・リプ)、生活/社会 8.1%、経済/労働 5.4%。量の首位はAI/IT/技術だが、反応効率は政治/政党の平均6.10スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「子供」9回、「男性」5回、「家族」4回、「中国」7回、「米国」4回、「お金」9回。単語を束ねると家族・ジェンダー(子供・男性・家族)、外交・戦争(中国・米国)、生活実務(お金)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 長文コメント(100字以上) | 36 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 28 |
| 疑問符を含む | 23 |
| 引用括弧「」を含む | 12 |
| 短文ツッコミ(30字以下) | 12 |
| 感嘆符を含む | 11 |
| w/草/笑を含む | 3 |
主調は長文解説型で、背景条件を並べてから結論へ進む。定量マーカーは短文7.6%、長文22.8%、引用7.6%、疑問符14.6%、コメント中央値87字。さらに代表例の8/39件で数字を使用。疑問形で前提や例外を洗い直す傾向も併存する。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はnanamino 11、err931 7、m-kawato 7、bzero-sugar 7。上位5人の合計は総スターの8.9%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は政治/政党 6.10、外交/安全保障 4.80、事件/司法 2.33が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
大枠ではIT・技術、ネット・SNS、生活・社会、経済・労働を巡回するが、語彙を一段掘ると家族・ジェンダー(子供・男性・家族)、外交・戦争(中国・米国)、生活実務(お金)が反復する。代表コメントでは制度運用の穴に反応する読み方が目立ち、背景条件を並べてから結論へ進む。ここから言えるのは思想所属ではなく、どの種類の破綻を見逃しにくいかという関心の癖までである。テーマごとに評価が変わる余地は残る。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: hinoton2とは、AI・ITと経済・労働への比重が近いうえ、『外資・劣化・採用』周辺の語も重なる。両者とも前提や例外を積み上げる長文解説型である。ただし、本人は学術・教育へ、hinoton2は文化・表現へ相対的に広がる。
10 総合評価
iiyo44を特徴づけるのは、子供・男性・家族・中国という題材そのものより、そこで家族・ジェンダーと外交・戦争の制度運用の穴を、背景条件を並べてから結論へ進む力である。16.4年の蓄積により観察軸は安定しているが、説明の層が厚くなり、結論の焦点が奥へ隠れる場面では持ち味が弱点へ反転する。強みと危うさが別物ではなく、同じ読み方から生じている点がこのプロフィールの核心である。