01 基本データ
2015年から2026年まで10.6年、1,543件。活動日は969日、期間内稼働率は25.0%である。コメント率92.5%は保存より発言が主で、ほぼ毎回コメントを置く運用を示し、中央値47字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター3,549、1件平均2.30スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は21時の11.0%で、次いで22時10.5%、23時9.2%。日中9〜17時は30.5%、18〜23時は48.3%、深夜0〜5時は9.7%で、仕事・学校後に当たる夕方以降へ寄る。曜日は土曜18.3%が最多、木曜11.1%が最少。土日合計35.1%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はanond.hatelabo.jp 308件、togetter.com 212件、www3.nhk.or.jp 98件、news.yahoo.co.jp 77件。上位2媒体で33.7%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別ではネット言論→報道→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 42.0%(ブコメ・Twitter・SNS)、メディア/報道 33.6%(NHK・テレビ)、生活/社会 13.3%、学術/教育 10.8%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率は学術/教育の平均4.33スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「女性」46回、「子供」40回、「家族」13回、「男性」11回、「ドラマ」19回、「映画」16回。単語を束ねると家族・ジェンダー(女性・子供・家族・男性)、作品・娯楽(ドラマ・映画・漫画)、研究・教育(学校・大学)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 430 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 149 |
| 長文コメント(100字以上) | 73 |
| 感嘆符を含む | 66 |
| 疑問符を含む | 52 |
| 引用括弧「」を含む | 22 |
| というか型 | 17 |
| w/草/笑を含む | 16 |
| むしろ型 | 16 |
| そもそも型 | 13 |
| URL提示・資料参照を含む | 7 |
| idコールを含む | 1 |
主調は中距離コメント型で、短評と説明を記事に応じて切り替える。定量マーカーは短文30.1%、長文5.1%、引用1.5%、疑問符3.6%、コメント中央値47字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpikopikopan 40、chako00 32、iiko_1115 30、togusa5 27。上位5人の合計は総スターの4.4%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は学術/教育 4.33、医療/健康 3.55、生活/社会 3.50が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
記事選択の中心はネット・SNS、報道、生活・社会、学術・教育。その内側に家族・ジェンダー(女性・子供・家族)、作品・娯楽(ドラマ・映画・漫画)、研究・教育(学校・大学)という具体的な束があり、言行不一致に反応する姿勢で読む傾向が見える。短評と説明を記事に応じて切り替える文体と結びつくため、立場のラベルより『何を問題化するか』の方が人物像をよく表す。政治・思想を一枚岩に断定する材料ではない。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: pikopikopanとは、文化・表現と事件・司法への比重が近い。本人は中距離コメント型、pikopikopanは短文判定型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人は学術・教育へ、pikopikopanは医療・健康へ相対的に広がる。上位スター付与者記録では両者間に計40スター(本人が受領40・付与0)が確認できる。
10 総合評価
inuinuimuを特徴づけるのは、女性・子供・家族・男性という題材そのものより、そこで家族・ジェンダーの言行不一致を、短評と説明を記事に応じて切り替える力である。10.6年の蓄積により観察軸は安定しているが、慎重な書き方のため重要な判断が埋もれる場面では持ち味が弱点へ反転する。強みと危うさが別物ではなく、同じ読み方から生じている点がこのプロフィールの核心である。