01 基本データ
2016年から2026年まで10.5年、9,580件。活動日は3,049日、期間内稼働率は79.3%である。コメント率89.2%は保存より発言が主で、ほぼ毎回コメントを置く運用を示し、中央値40字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター29,418、1件平均3.07スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は9時の11.9%で、次いで13時10.2%、10時8.8%。日中9〜17時は51.6%、18〜23時は31.8%、深夜0〜5時は9.4%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は水曜16.5%が最多、土曜11.2%が最少。土日合計24.4%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 1,699件、anond.hatelabo.jp 1,523件、twitter.com 553件、www3.nhk.or.jp 331件。上位2媒体で33.6%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別ではネット言論→報道→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 45.3%(Twitter・増田・ブコメ)、メディア/報道 18.1%(NHK・朝日新聞)、AI/IT/技術 17.4%、文化/表現/オタク 14.7%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率はジェンダー/家族の平均6.53スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「AI」124回、「エンジニア」54回、「開発」47回、「データ」45回、「アプリ」45回、「労働」127回。単語を束ねるとIT・開発(AI・エンジニア・開発・データ)、雇用・組織(労働・ブラック・給料・転職)、政治・行政(自民党・国民・議員)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 3,438 |
| 引用括弧「」を含む | 2,507 |
| 疑問符を含む | 1,196 |
| 感嘆符を含む | 558 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 479 |
| 長文コメント(100字以上) | 290 |
| むしろ型 | 196 |
| w/草/笑を含む | 180 |
| そもそも型 | 136 |
| というか型 | 86 |
| URL提示・資料参照を含む | 29 |
主調は引用切り返し型で、相手や記事の文言を抜き出し、矛盾を見せる。定量マーカーは短文40.2%、長文3.4%、引用29.3%、疑問符14.0%、コメント中央値40字。さらに15/60件で比喩・たとえ。疑問形で前提や例外を洗い直す傾向も併存する。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はsds-page 255、whkr 190、Hige2323 189、gesyo 168。上位5人の合計は総スターの3.3%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均はジェンダー/家族 6.53、生活/社会 4.54、事件/司法 4.08が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
IT・開発(AI・エンジニア・開発)、雇用・組織(労働・ブラック・給料)、政治・行政(自民党・国民・議員)が、このユーザーの関心を具体化する語群である。広いテーマではネット・SNS、報道、IT・技術、文化・表現にまたがるが、代表例では制度運用の穴に反応する視線が共通し、相手や記事の文言を抜き出し、矛盾を見せる。これは賛否の陣営を示すものではなく、記事のどこに故障・矛盾・不公平を見つけるかを示す観察傾向である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: sds-pageとは、AI・ITと文化・表現への比重が近いうえ、『リモート・転職・消費税』周辺の語も重なる。本人は引用切り返し型、sds-pageは短文判定型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人の方が政治・政党への比重が高い。上位スター付与者記録では両者間に計255スター(本人が受領255・付与0)が確認できる。
10 総合評価
10.5年・9,580件を通じ、kagerou_tsはAI・エンジニア・開発・データを追ってきた。記事に足す価値はIT・開発と雇用・組織の制度運用の穴を、相手や記事の文言を抜き出し、矛盾を見せる力にあり、論点を制度・責任・具体例へ引き戻す。反面、引用した相手の粗さに議論全体が引っ張られることもある。量の多さだけではなく、繰り返し使う検査方法に一貫性があり、その一貫性が評価と限界の両方を作っている。