01 基本データ
2017年から2026年まで9.2年、15,944件。活動日は2,537日、期間内稼働率は75.9%である。コメント率60.0%は記事保存とコメント投稿をほぼ同じ比重で使う運用を示し、中央値25字からコメントは短い判定文が中心。総スター17,816、1件平均1.12スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は23時の9.7%で、次いで22時8.2%、12時7.8%。日中9〜17時は37.1%、18〜23時は39.2%、深夜0〜5時は15.4%で、一日の複数帯に分散している。曜日は日曜17.0%が最多、金曜11.2%が最少。土日合計32.3%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 1,755件、anond.hatelabo.jp 1,328件、www3.nhk.or.jp 639件、twitter.com 512件。上位2媒体でも19.3%で、参照先は比較的分散している。媒体種別ではネット言論→その他→報道の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 28.3%(Twitter・はてな・ブコメ)、メディア/報道 18.1%(NHK・朝日新聞)、生活/社会 10.5%、医療/健康 8.8%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率は政治/政党の平均2.25スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「女性」113回、「子供」98回、「男性」84回、「結婚」79回、「家族」36回、「Twitter」120回。単語を束ねると家族・ジェンダー(女性・子供・男性・結婚)、ネット言論(Twitter・SNS)、生活実務(お金・電車)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 5,574 |
| 疑問符を含む | 958 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 894 |
| 感嘆符を含む | 658 |
| w/草/笑を含む | 392 |
| 引用括弧「」を含む | 382 |
| 長文コメント(100字以上) | 98 |
| というか型 | 87 |
| URL提示・資料参照を含む | 57 |
| そもそも型 | 45 |
| むしろ型 | 21 |
| idコールを含む | 3 |
主調は短文判定型で、短い一言で論点の急所へ判定を置く。定量マーカーは短文58.2%、長文1.0%、引用4.0%、疑問符10.0%、コメント中央値25字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。疑問形で前提や例外を洗い直す傾向も併存する。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpikopikopan 215、togusa5 126、iinalabkojocho 96、wisboot 96。上位5人の合計は総スターの3.5%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は政治/政党 2.25、事件/司法 1.98、外交/安全保障 1.92が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
大枠ではネット・SNS、報道、生活・社会、医療・健康を巡回するが、語彙を一段掘ると家族・ジェンダー(女性・子供・男性)、ネット言論(Twitter・SNS)、生活実務(お金・電車)が反復する。代表コメントでは公平性のずれに反応する読み方が目立ち、短い一言で論点の急所へ判定を置く。ここから言えるのは思想所属ではなく、どの種類の破綻を見逃しにくいかという関心の癖までである。テーマごとに評価が変わる余地は残る。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: ezmi4とは、医療・健康とジェンダー・家族への比重が近い。両者とも短文で判断を置くが、記事の要約より論点の選別に使う点まで近い。ただし、本人は医療・健康へ、ezmi4は文化・表現へ相対的に広がる。上位スター付与者記録では両者間に計52スター(本人が受領52・付与0)が確認できる。 対照: heaco65も医療・健康とジェンダー・家族を追い、『暮らし・独身』周辺を共有するが、本人は短文判定型、heaco65は長文解説型。思想上の正反対と断定する材料はないが、同じ話題を処理する文章の型は明確に対照的である。
10 総合評価
ブックマーク棚の表面は幅広いが、kaminashikoの芯は女性・子供・男性・結婚にある。強みは家族・ジェンダーの公平性のずれを、短い一言で論点の急所へ判定を置く力。9.2年の活動でこの型は繰り返され、テーマによってスター反応も得ている。ただし、前提条件や例外が省かれ、判定だけが独立すると批評の焦点がずれる。何を読むか以上に、どこへ疑義を差し込むかで識別できるタイプである。