01 基本データ
2014年から2026年まで12.4年、8,349件。活動日は2,979日、期間内稼働率は66.0%である。コメント率52.7%は記事保存とコメント投稿をほぼ同じ比重で使う運用を示し、中央値42字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター14,649、1件平均1.75スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は8時の15.3%で、次いで7時8.5%、9時7.2%。日中9〜17時は37.5%、18〜23時は29.5%、深夜0〜5時は7.5%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は水曜17.1%が最多、土曜9.5%が最少。土日合計19.7%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 993件、anond.hatelabo.jp 758件、qiita.com 420件、twitter.com 187件。上位2媒体で21.0%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別ではネット言論→その他→技術の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 28.3%(Twitter・はてな・ブコメ)、AI/IT/技術 27.0%(開発・エンジニア・プログラ)、メディア/報道 10.7%、学術/教育 8.1%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率は外交/安全保障の平均6.91スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「子供」52回、「結婚」48回、「女性」36回、「AI」48回、「データ」38回、「検索」28回。単語を束ねると家族・ジェンダー(子供・結婚・女性)、IT・開発(AI・データ・検索)、作品・娯楽(ゲーム・アニメ)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 1,799 |
| 長文コメント(100字以上) | 474 |
| 引用括弧「」を含む | 453 |
| 疑問符を含む | 388 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 362 |
| 感嘆符を含む | 110 |
| w/草/笑を含む | 65 |
| というか型 | 51 |
| URL提示・資料参照を含む | 46 |
| むしろ型 | 23 |
| そもそも型 | 15 |
| idコールを含む | 5 |
主調は長文解説型で、背景条件を並べてから結論へ進む。定量マーカーは短文40.9%、長文10.8%、引用10.3%、疑問符8.8%、コメント中央値42字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpikopikopan 118、wisboot 106、rgfx 79、number917 66。上位5人の合計は総スターの2.9%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は外交/安全保障 6.91、政治/政党 6.75、事件/司法 5.67が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
記事選択の中心はネット・SNS、IT・技術、報道、学術・教育。その内側に家族・ジェンダー(子供・結婚・女性)、IT・開発(AI・データ・検索)、作品・娯楽(ゲーム・アニメ)という具体的な束があり、制度運用の穴に反応する姿勢で読む傾向が見える。背景条件を並べてから結論へ進む文体と結びつくため、立場のラベルより『何を問題化するか』の方が人物像をよく表す。政治・思想を一枚岩に断定する材料ではない。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: ledsunとは、AI・ITと学術・教育への比重が近いうえ、『規模・実行・言語』周辺の語も重なる。本人は中距離コメント型、ledsunは引用切り返し型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人の方が学術・教育への比重が高い。上位スター付与者記録では両者間に計34スター(本人が受領34・付与0)が確認できる。
10 総合評価
12.4年・8,349件を通じ、kaputteは子供・結婚・女性・AIを追ってきた。記事に足す価値は家族・ジェンダーとIT・開発の制度運用の穴を、背景条件を並べてから結論へ進む力にあり、論点を制度・責任・具体例へ引き戻す。反面、説明の層が厚くなり、結論の焦点が奥へ隠れることもある。量の多さだけではなく、繰り返し使う検査方法に一貫性があり、その一貫性が評価と限界の両方を作っている。