01 基本データ
2006年から2026年まで19.8年、3,065件。活動日は1,364日、期間内稼働率は18.9%である。コメント率24.9%は選んだ記事の一部にだけコメントを足す選択型を示し、中央値53字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター3,345、1件平均1.09スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は12時の9.6%で、次いで10時9.0%、13時8.7%。日中9〜17時は62.7%、18〜23時は32.4%、深夜0〜5時は4.2%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は火曜17.3%が最多、土曜10.4%が最少。土日合計22.3%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtwitter.com 576件、anond.hatelabo.jp 259件、news.yahoo.co.jp 250件、togetter.com 224件。上位2媒体で27.2%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別ではネット言論→報道→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 50.0%(Twitter・炎上・SNS)、メディア/報道 31.5%(報道・文春)、政治/政党 21.8%、生活/社会 16.5%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率は事件/司法の平均3.06スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「国民」63回、「自民党」41回、「議員」27回、「選挙」17回、「首相」13回、「責任」38回。単語を束ねると政治・行政(国民・自民党・議員・選挙)、事件・司法(責任・被害者・事故・犯罪)、報道・情報流通(報道・NHK・記者・マスコミ)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 253 |
| 疑問符を含む | 223 |
| 引用括弧「」を含む | 176 |
| 長文コメント(100字以上) | 89 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 56 |
| 感嘆符を含む | 15 |
| w/草/笑を含む | 15 |
| そもそも型 | 7 |
| URL提示・資料参照を含む | 6 |
主調は疑問形検査型で、疑問形で前提や例外を洗い直す。定量マーカーは短文33.2%、長文11.7%、引用23.1%、疑問符29.3%、コメント中央値53字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。背景条件を並べてから結論へ進む傾向も併存する。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はuedaharuhisa 34、fishma 34、KKElichika 31、Hige2323 30。上位5人の合計は総スターの4.8%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は事件/司法 3.06、生活/社会 2.91、メディア/報道 2.56が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
記事選択の中心はネット・SNS、報道、政治・政党、生活・社会。その内側に政治・行政(国民・自民党・議員)、事件・司法(責任・被害者・事故)、報道・情報流通(報道・NHK・記者)という具体的な束があり、責任主体と説明不足を問い直す姿勢で読む傾向が見える。疑問形で前提や例外を洗い直す文体と結びつくため、立場のラベルより『何を問題化するか』の方が人物像をよく表す。政治・思想を一枚岩に断定する材料ではない。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: satoshieとは、政治・政党と事件・司法への比重が近いうえ、『萩生田・当選・裏金』周辺の語も重なる。本人は長文解説型、satoshieは短文判定型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。上位スター付与者記録では両者間に計15スター(本人が受領15・付与0)が確認できる。 対照: hetenabeckも政治・政党と事件・司法を追い、『タレント・反省』周辺を共有するが、本人は長文解説型、hetenabeckは短文判定型。思想上の正反対と断定する材料はないが、同じ話題を処理する文章の型は明確に対照的である。
10 総合評価
ブックマーク棚の表面は幅広いが、katonoの芯は国民・自民党・議員・選挙にある。強みは政治・行政と事件・司法の責任の所在を、疑問形で前提や例外を洗い直す力。19.8年の活動でこの型は繰り返され、テーマによってスター反応も得ている。ただし、問いを重ねるほど本人の結論が見えにくくなると批評の焦点がずれる。何を読むか以上に、どこへ疑義を差し込むかで識別できるタイプである。