01 基本データ
2005年から2026年まで20.9年、5,671件。活動日は2,170日、期間内稼働率は28.4%である。コメント率98.0%は保存より発言が主で、ほぼ毎回コメントを置く運用を示し、中央値57字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター9,090、1件平均1.60スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は13時の8.3%で、次いで14時8.1%、12時7.6%。日中9〜17時は56.0%、18〜23時は30.4%、深夜0〜5時は11.7%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は水曜15.2%が最多、土曜13.7%が最少。土日合計27.7%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 1,570件、anond.hatelabo.jp 1,276件、www3.nhk.or.jp 151件、news.yahoo.co.jp 144件。上位2媒体だけで50.2%を占め、入口の偏りはかなり強い。媒体種別ではネット言論→報道→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 57.3%(ブコメ・Twitter・増田)、メディア/報道 16.9%(NHK・朝日新聞)、学術/教育 15.4%、生活/社会 14.5%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率は経済/労働の平均2.28スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「大学」86回、「学校」60回、「研究」57回、「学生」54回、「科学」43回、「AI」82回。単語を束ねると研究・教育(大学・学校・研究・学生)、IT・開発(AI・データ・検索)、家族・ジェンダー(子供・女性・結婚)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 引用括弧「」を含む | 1,447 |
| 短文ツッコミ(30字以下) | 1,053 |
| 疑問符を含む | 610 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 428 |
| 長文コメント(100字以上) | 235 |
| 感嘆符を含む | 110 |
| w/草/笑を含む | 98 |
| むしろ型 | 81 |
| そもそも型 | 42 |
| というか型 | 33 |
| URL提示・資料参照を含む | 12 |
| idコールを含む | 10 |
主調は引用切り返し型で、相手や記事の文言を抜き出し、矛盾を見せる。定量マーカーは短文18.9%、長文4.2%、引用26.0%、疑問符11.0%、コメント中央値57字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。疑問形で前提や例外を洗い直す傾向も併存する。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はysync 88、gwmp0000 79、uratora 64、sds-page 63。上位5人の合計は総スターの3.9%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は経済/労働 2.28、AI/IT/技術 2.03、学術/教育 1.82が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
研究・教育(大学・学校・研究)、IT・開発(AI・データ・検索)、家族・ジェンダー(子供・女性・結婚)が、このユーザーの関心を具体化する語群である。広いテーマではネット・SNS、報道、学術・教育、生活・社会にまたがるが、代表例では言行不一致に反応する視線が共通し、相手や記事の文言を抜き出し、矛盾を見せる。これは賛否の陣営を示すものではなく、記事のどこに故障・矛盾・不公平を見つけるかを示す観察傾向である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: kalorankaとは、学術・教育と医療・健康への比重が近いうえ、『教員・医師・論文』周辺の語も重なる。本人は引用切り返し型、kalorankaは疑問形検査型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人はAI・ITへ、kalorankaは政治・政党へ相対的に広がる。上位スター付与者は13人重なる。
10 総合評価
ブックマーク棚の表面は幅広いが、kazuhixの芯は大学・学校・研究・学生にある。強みは研究・教育とIT・開発の言行不一致を、相手や記事の文言を抜き出し、矛盾を見せる力。20.9年の活動でこの型は繰り返され、テーマによってスター反応も得ている。ただし、引用した相手の粗さに議論全体が引っ張られると批評の焦点がずれる。何を読むか以上に、どこへ疑義を差し込むかで識別できるタイプである。