01 基本データ
2009年から2026年まで16.7年、4,965件。活動日は2,153日、期間内稼働率は35.3%である。コメント率66.9%は記事保存とコメント投稿をほぼ同じ比重で使う運用を示し、中央値59字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター7,368、1件平均1.48スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は23時の10.5%で、次いで0時10.2%、22時8.7%。日中9〜17時は34.3%、18〜23時は44.1%、深夜0〜5時は20.4%で、仕事・学校後に当たる夕方以降へ寄る。曜日は日曜18.0%が最多、金曜12.1%が最少。土日合計34.2%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 679件、anond.hatelabo.jp 616件、twitter.com 596件、news.yahoo.co.jp 180件。上位2媒体で26.1%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別ではネット言論→報道→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 49.5%(Twitter・ブコメ・炎上)、メディア/報道 23.1%(NHK・朝日新聞)、文化/表現/オタク 20.0%、政治/政党 13.9%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率はジェンダー/家族の平均3.52スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「オタク」112回、「漫画」56回、「ゲーム」49回、「アニメ」48回、「キャラ」34回、「炎上」83回。単語を束ねると作品・娯楽(オタク・漫画・ゲーム・アニメ)、ネット言論(炎上・Twitter・SNS)、政治・行政(議員・立憲・政権)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 686 |
| 引用括弧「」を含む | 402 |
| 疑問符を含む | 316 |
| 長文コメント(100字以上) | 225 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 224 |
| 感嘆符を含む | 127 |
| w/草/笑を含む | 44 |
| URL提示・資料参照を含む | 38 |
| というか型 | 32 |
| そもそも型 | 23 |
| むしろ型 | 19 |
| idコールを含む | 10 |
主調は中距離コメント型で、短評と説明を記事に応じて切り替える。定量マーカーは短文20.7%、長文6.8%、引用12.1%、疑問符9.5%、コメント中央値59字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpulusha 183、sds-page 78、ka2hik0 54、whkr 51。上位5人の合計は総スターの5.7%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均はジェンダー/家族 3.52、経済/労働 1.97、メディア/報道 1.73が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
大枠ではネット・SNS、報道、文化・表現、政治・政党を巡回するが、語彙を一段掘ると作品・娯楽(オタク・漫画・ゲーム)、ネット言論(炎上・Twitter・SNS)、政治・行政(議員・立憲・政権)が反復する。代表コメントでは制度運用の穴に反応する読み方が目立ち、短評と説明を記事に応じて切り替える。ここから言えるのは思想所属ではなく、どの種類の破綻を見逃しにくいかという関心の癖までである。テーマごとに評価が変わる余地は残る。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: kangirenとは、文化・表現と政治・政党への比重が近いうえ、『エロ・作家・創作』周辺の語も重なる。本人は中距離コメント型、kangirenは短文判定型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人はAI・ITへ、kangirenは学術・教育へ相対的に広がる。上位スター付与者記録では両者間に計51スター(本人が受領51・付与0)が確認できる。
10 総合評価
kesyomotaを特徴づけるのは、オタク・漫画・ゲーム・アニメという題材そのものより、そこで作品・娯楽とネット言論の制度運用の穴を、短評と説明を記事に応じて切り替える力である。16.7年の蓄積により観察軸は安定しているが、慎重な書き方のため重要な判断が埋もれる場面では持ち味が弱点へ反転する。強みと危うさが別物ではなく、同じ読み方から生じている点がこのプロフィールの核心である。