01 基本データ
12.1年で454件、活動日400日。総量は大きくないがコメント率92.7%、中央値68字で、保存した記事の多くに理由や条件を書き添える。平均3.61スターは、小さな棚でも付箋の中身がよく読まれていることを示す。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
20時7.9%、21時7.5%が山で、土曜17.0%、金曜15.9%。活動率9.0%の疎な長期標本なので、毎晩の習慣というより、論点がある時に腰を据えて書く分布と見る方がよい。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
増田128件、Togetter79件が中心で、朝日、NHK、ITmediaが続く。個人の経験談と報道を往復し、「その読み方で当事者の生活は説明できるか」を確認する。相談室と新聞切り抜きが同じ机に並ぶ。
04 主要テーマ・関心
ネット52.9%が最大だが、反応が高いのはジェンダー・家族と事件・司法で各平均6.0スター。結婚、姓、出産、教育、裁判を抽象論だけにせず、手続きや心身への具体的な影響へ戻した時に支持される。
05 頻出語
「子ども」18、「結婚」「作品」各12、「教育」10、「当事者」8。制度の看板より、その下で名前が変わる人、やり方を教わらなかった子、外れの裁判官に当たる人を見る。統計表の余白に生活者の注釈を足す語彙だ。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 60 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 54 |
| 長文コメント(100字以上) | 53 |
| 疑問符を含む | 35 |
| 引用括弧「」を含む | 32 |
| 感嘆符を含む | 29 |
| w/草/笑を含む | 7 |
| というか型 | 4 |
| そもそも型 | 4 |
| むしろ型 | 2 |
| URL提示・資料参照を含む | 1 |
短文60と長文53がほぼ並び、疑問符35、引用32。一言で同意する場面もあれば、誤読された給与額や時代背景を段階的に直す場面もある。候補率4.3%で、強い語は批判対象の説明や単発の罵倒にとどまり、攻撃型ではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
高反応は給与記事の誤読訂正77、裁判官ガチャの当事者負担74、職場復帰と周囲の支援67。kaalbhairava、tastasto、utabutiらから反応があり、理念より「実際には誰が何を背負うか」を示す発言が届く。
08 思想・政治傾向
判断の軸は、自由や平等といった大きな言葉を否定することではなく、それが手続き、身体、家族関係、教育環境でどう作用するかを確かめることにある。姓変更を感情論で片づけず、細かな手続きの累積を社会的な死と捉え、出産や性暴力を扱う作品では、掲載媒体や読者層まで含めて意味を読む。結婚だけを唯一の共同体とせず、友人との持続的な関係も生活単位として認める。政治的所属は資料から決められない。弱点は、当事者の痛みに近づくほど、反対側を経験不足や想像力不足として早めに分類する場面があることだ。それでも、自分の経験を万能な正解にせず、「そうでないケース」が大量にあると書ける。結論を出す前に、制度の説明書へ利用者の手書きメモを貼るタイプである。
10 総合評価
結婚、教育、身体、司法を、当事者の生活へ戻して読む文脈補修係。給与額の誤読を直し、体育嫌いには根性より歩き方の説明不足を見つけ、結婚以外の共同体も認める。大声の理念より、手続き欄の小さい文字を先に読む。