01 基本データ
2025年5月から2026年7月までの98件中92件にコメントを付け、中央値は69字。活動日は58日、稼働率13.6%と常駐型ではないが、平均8.82スター、スター付き率69.4%は非常に高い。毎日流すのではなく、論争の火元を見つけた時に言葉を置く選抜出動型である。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
投稿は平日だけに集中し、火曜25.5%、月曜・木曜各24.5%。12時32.7%、16時21.4%が山で、夜間と週末はゼロである。昼から夕方にニュースとネット論争の反応を確認し、平日に限定して介入するリズムが明瞭だ。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
増田23件を最大の入口に、Togetter9件、Posfie8件、note7件、新聞・NHKなどを横断する。ネット上の言説やまとめを現場として追い、報道で起きた事件がどんな被害者叩きや性別一般化へ加工されるかまで観察する媒体構成である。
04 主要テーマ・関心
ネット/SNS56.1%、ジェンダー/家族53.1%、事件/司法43.9%が三本柱。性被害、虐待、痴漢、女性へのバッシングを中心に、報道27.6%へ接続する。ネット/SNSの件数は増田・まとめ媒体由来が大きく、関心の対象はSNSそのものより、そこで反復される言説の型にある。
05 頻出語
「女性」22、「フェミ」17、「アンフェ」13、「バッシング」13、「叩き」12が上位で、被害者や女性を標的にする言説への警戒が語彙に表れる。「事件」「父親」「暴力」「冤罪」も多く、個別の出来事を、誰がどのように責任をすり替えられているかという問いで読む。
06 文体の特徴
| 引用括弧「」を含む | 54 |
| 感嘆符を含む | 38 |
| URL提示・資料参照を含む | 28 |
| 疑問符を含む | 11 |
| w/草/笑を含む | 6 |
| 長文コメント(100字以上) | 4 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 4 |
| 短文ツッコミ(30字以下) | 2 |
| idコールを含む | 2 |
| そもそも型 | 1 |
攻撃的な語
引用括弧54件、感嘆符38件、資料参照28件。相手側の言葉をそのまま掲げて矛盾を示す告発文体で、URLも添えるため、単なる憤慨で終わらない。一方で「アンフェ」などの陣営名を13件使い、集団を一語で呼び戻すほど、検証したい論点まで応酬の陣取り合戦に寄りやすい。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
nanamino20、tastasto17、demakirai12が主なスター付与者。平均スターはメディア/報道17.56、事件/司法11.21、ネット/SNS10.95が高い。虐待や性被害の報道で、被害者への二次加害がどう拡散するかを具体的に指摘したコメントが、特に強い反応を得ている。
08 思想・政治傾向
ジェンダー、性被害、虐待、表現をめぐり、女性や被害者への責任転嫁、ネット上の嘲笑、二重基準に強い関心を向ける傾向が見える。政治的な人物や党派そのものを追うより、事件に便乗して「女叩き」や被害者非難が増幅される過程を警戒する。性別を問わない被害や加害の事実へも触れるが、主たるレンズは、女性を標的にした言説の検証である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
kmm295、kaerufrog0033とは、性被害・被害者叩き・ミソジニー言説を追い、拡散の回路そのものを批判する点が近い。kmm295が資料と論点整理で加害者擁護を詰め、kaerufrog0033が高火力の短中文で撃ち返すのに対し、yomigaeは問題発言を引用し、怒りを伴ってバッシング構造を逆照射する。nanaminoから20個、tastastoから17個、demakiraiから12個のスターを受け、反バッシングと被害者擁護の読者圏に届く。引用は賛同ではなく、批判対象を可視化するための道具として使われる。
10 総合評価
yomigaeは、性被害、虐待、女性へのバッシングが報道とSNSでどう変形されるかを、引用と資料で追う小規模高反応型である。被害者叩きの具体的な文言を可視化し、二重基準を見逃さない力は明確だ。しかし陣営名を繰り返して相手を一括りにするほど、個別の誤りを示す強みが「いつもの対立」の一語に回収される危うさもある。