01 基本データ
12.0年で10,715件、稼働率71.1%、コメント率96.9%。ほぼ全件に発言し、中央値75字、100字以上1,820件と説明量も多い。総スター11,051、平均1.03で、量に比べてスターは中程度だが、学術・政治・社会の論争記事では数十〜百スター級のコメントも出る。保存より議論参加の比重がかなり高い。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
3,127日活動、稼働率71.1%で、12年間かなり常時接続に近い。ニュースだけでなく増田、Togetter、Twitter、科学・数学・漫画まで日常的に巡回し、論争テーマが出た時だけ現れるタイプではない。継続頻度の高さが、同じ論点や同じ陣営への反応の蓄積にもつながっている。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
Togetter2,433、増田1,516、Twitter1,098でネット論争圏が圧倒的。NHK354、朝日342、Yahoo279など報道も追うが、一次記事より『それをネットでどう解釈しているか』まで含めて読む。Daily Portal Z155もあり、科学・政治だけでなく雑学や軽いネタも拾うため、純粋な政治専用アカウントではない。
04 主要テーマ・関心
ネット/SNS5,616件・52.4%が突出し、報道2,240、学術/教育2,196が並ぶ。政治1,154、生活1,049、外交942、医療785も厚い。数学・科学の知識でネット上の誤りを訂正する場面と、政治・社会の陣営論争が同じ場所に同居する。政治の平均スター1.60、事件1.58、ジェンダー1.52と対立的テーマほどやや反応が上がる。
05 頻出語
日本733、コメ371、人間355、ウヨ304、理解284、間違い269、言葉257、低能229、科学213、指摘216、事実178が並ぶ。『科学』『事実』『間違い』という検証語と、『ウヨ』『低能』という対人評価語が同時に上位へ来るのが特徴。論点を精密にしたい欲求と、相手の知性まで採点してしまう癖が語彙レベルで隣接している。
06 文体の特徴
| 疑問符を含む | 2,453 |
| 長文コメント(100字以上) | 1,820 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 1,771 |
| 引用括弧「」を含む | 1,714 |
| 短文ツッコミ(30字以下) | 1,492 |
| 感嘆符を含む | 573 |
| w/草/笑を含む | 566 |
| idコールを含む | 417 |
| そもそも型 | 117 |
| むしろ型 | 44 |
| URL提示・資料参照を含む | 41 |
| というか型 | 40 |
攻撃的な語
疑問符2,453、長文1,820、引用1,714、idコール417、w/草/笑566。数式・科学・歴史の細部を直す検算能力は高い一方、攻撃候補は11.6%で、実文にも『社会のダニ』『連中は滅べ』『ネットリンチしていい案件』『低能』が反復する。重み8候補にも引用誤検出はあるが、排除・非人間化・私刑肯定の本人用法が複数年にわたり確認でき、attack掲載は必要である。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
Gl17 143、watto124、yoko-hirom84、togusa5 83、dragoon-in-the-aqua82など、政治・社会・学術論争を読む古参層から広くスターを受ける。高スターはラッコの小ネタ115、文書廃棄批判111など硬軟両方。攻撃的なコメントは低〜中スターも多く、スター数だけを見ると芸風の辛さを過小評価する。参照済み分析群では本人からの上位スター付与先は目立たない。
08 思想・政治傾向
政治・外交・ジェンダーへの関心は強く、特に右派・保守系言説や安倍政権への批判が繰り返される。ただし本人もコメント内で自分の立場を単純な左右に固定せず、科学的妥当性、法治、歴史的整合性を優先する場面がある。政治的自己認識を断定するより、右派言説への警戒が強く、科学・数学の正誤判定を政治論争にも持ち込みやすい傾向と見るのが妥当。その正誤判定がしばしば相手集団の知性・人格評価へ滑る点が、思想内容とは別の文体上の問題である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
テーマ構成はtsubo1、outalaw、q-Anomaly、kotetsu306のようなネット・報道・学術を横断する検証型に近い。fractionはその中でも数学・科学の訂正力が強く、具体的な式や用語まで直せる一方、攻撃候補率11.6%と語気が一段強い。q-Anomalyが資料と論理でデマや私刑を止める方向へ寄るのに対し、fractionは論理的に勝っている場面でも相手を『低能』『ダニ』と格付けしてしまい、検算者と喧嘩屋が同じキーボードを共有している。
10 総合評価
fractionは、数学・科学・歴史の知識でネットの雑な前提を細かく検算できる高密度論客である。強みは、数式や因果の誤りを具体的に直し、自己反省まで含めて長く考えられること。弱みは明確で、正誤判定がそのまま『低能』『社会のダニ』という人間の格付けへ接続し、時には排除や私刑肯定まで踏み込む。論の精度が高いだけに、罵倒が自分の論拠を安く見せる損失も大きい。