01 基本データ
2018年から2026年まで7.6年、30,000件。活動日は2,721日、期間内稼働率は97.6%である。コメント率99.7%は保存より発言が主で、ほぼ毎回コメントを置く運用を示し、中央値75字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター28,325、1件平均0.94スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は21時の5.9%で、次いで0時5.6%、22時5.6%。日中9〜17時は31.8%、18〜23時は31.5%、深夜0〜5時は26.0%で、深夜から早朝にも活動が残る。曜日は水曜15.4%が最多、日曜13.1%が最少。土日合計26.9%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はanond.hatelabo.jp 3,581件、www3.nhk.or.jp 1,909件、togetter.com 1,360件、note.com 1,011件。上位2媒体でも18.3%で、参照先は比較的分散している。媒体種別では報道→ネット言論→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはメディア/報道 30.4%(NHK・朝日新聞)、ネット/SNS 24.2%(増田・Twitter・ブコメ)、生活/社会 14.2%、医療/健康 11.4%。量の首位はメディア/報道だが、反応効率は政治/政党の平均1.22スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「政府」388回、「行政」261回、「感染」358回、「医療」267回、「子供」383回、「女性」215回。単語を束ねると政治・行政(政府・行政)、医療・健康(感染・医療)、家族・ジェンダー(子供・女性)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 引用括弧「」を含む | 8,424 |
| 短文ツッコミ(30字以下) | 6,747 |
| 長文コメント(100字以上) | 4,863 |
| 疑問符を含む | 4,747 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 3,113 |
| 感嘆符を含む | 2,437 |
| w/草/笑を含む | 1,969 |
| というか型 | 368 |
| そもそも型 | 195 |
| URL提示・資料参照を含む | 186 |
| むしろ型 | 90 |
| idコールを含む | 6 |
主調は長文解説型で、背景条件を並べてから結論へ進む。定量マーカーは短文22.6%、長文16.3%、引用28.2%、疑問符15.9%、コメント中央値75字。さらに12/58件で比喩・たとえ。相手や記事の文言を抜き出し、矛盾を見せる傾向も併存する。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はwatto 285、gwmp0000 259、pikopikopan 225、cl-gaku 212。上位5人の合計は総スターの4.1%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は政治/政党 1.22、事件/司法 1.19、ジェンダー/家族 1.18が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
記事選択の中心は報道、ネット・SNS、生活・社会、医療・健康。その内側に政治・行政(政府・行政)、医療・健康(感染・医療)、家族・ジェンダー(子供・女性)という具体的な束があり、制度運用の穴に反応する姿勢で読む傾向が見える。背景条件を並べてから結論へ進む文体と結びつくため、立場のラベルより『何を問題化するか』の方が人物像をよく表す。政治・思想を一枚岩に断定する材料ではない。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: seven_czとは、政治・政党と学術・教育への比重が近いうえ、『取材・市民』周辺の語も重なる。両者とも前提や例外を積み上げる長文解説型である。ただし、本人は医療・健康へ、seven_czは文化・表現へ相対的に広がる。上位スター付与者記録では両者間に計114スター(本人が受領114・付与0)が確認できる。
10 総合評価
gcynの30,000件には、政府・行政・感染・医療が何度も戻ってくる。強みは政治・行政と医療・健康の制度運用の穴を、背景条件を並べてから結論へ進む力で、見出しだけでは落ちる責任・運用・例外をコメント欄へ戻すこと。一方、説明の層が厚くなり、結論の焦点が奥へ隠れる危うさも同じ技法の裏側にある。関心分野の数より、何を『故障の徴候』として拾うかに個性が出るブックマーカーである。