01 基本データ
※ ブックマークが非常に多いため、全 44,387 件のうち直近 30,000 件を分析対象としています(統計値は分析対象の集計です)。
2015年から2026年まで11.0年、30,000件。活動日は2,885日、期間内稼働率は71.7%である。コメント率34.1%は選んだ記事の一部にだけコメントを足す選択型を示し、中央値32字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター23,382、1件平均0.78スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は21時の9.6%で、次いで22時8.1%、20時7.9%。日中9〜17時は34.4%、18〜23時は43.1%、深夜0〜5時は13.2%で、仕事・学校後に当たる夕方以降へ寄る。曜日は火曜14.9%が最多、金曜13.7%が最少。土日合計27.8%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はwww3.nhk.or.jp 3,645件、togetter.com 2,489件、anond.hatelabo.jp 2,425件、www.asahi.com 1,858件。上位2媒体で20.4%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別では報道→ネット言論→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはメディア/報道 41.2%(NHK・朝日新聞)、ネット/SNS 21.8%(Twitter・増田・Togetter)、事件/司法 8.5%、文化/表現/オタク 8.5%。量の首位はメディア/報道だが、反応効率は学術/教育の平均1.58スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「女性」150回、「子供」140回、「男性」103回、「家族」72回、「議員」53回、「国民」47回。単語を束ねると家族・ジェンダー(女性・子供・男性・家族)、政治・行政(議員・国民・選挙・政府)、医療・健康(病院・障害・感染・健康)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 4,963 |
| 疑問符を含む | 1,938 |
| 引用括弧「」を含む | 1,568 |
| 感嘆符を含む | 864 |
| 長文コメント(100字以上) | 633 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 556 |
| w/草/笑を含む | 172 |
| URL提示・資料参照を含む | 168 |
| というか型 | 152 |
| そもそも型 | 57 |
| むしろ型 | 42 |
| idコールを含む | 30 |
主調は疑問形検査型で、疑問形で前提や例外を洗い直す。定量マーカーは短文48.6%、長文6.2%、引用15.3%、疑問符19.0%、コメント中央値32字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。相手や記事の文言を抜き出し、矛盾を見せる傾向も併存する。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpikopikopan 213、watto 178、togusa5 150、wisboot 132。上位5人の合計は総スターの3.4%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は学術/教育 1.58、ジェンダー/家族 1.50、医療/健康 1.43が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
大枠では報道、ネット・SNS、事件・司法、文化・表現を巡回するが、語彙を一段掘ると家族・ジェンダー(女性・子供・男性)、政治・行政(議員・国民・選挙)、医療・健康(病院・障害・感染)が反復する。代表コメントでは制度運用の穴に反応する読み方が目立ち、疑問形で前提や例外を洗い直す。ここから言えるのは思想所属ではなく、どの種類の破綻を見逃しにくいかという関心の癖までである。テーマごとに評価が変わる余地は残る。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: kumanomiiiとは、事件・司法と政治・政党への比重が近い。本人は短文判定型、kumanomiiiは疑問形検査型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人は文化・表現へ、kumanomiiiは医療・健康へ相対的に広がる。上位スター付与者記録では両者間に計75スター(本人が受領75・付与0)が確認できる。 対照: rocoroco3310も事件・司法と学術・教育を追い、『相談・健康』周辺を共有するが、本人は短文判定型、rocoroco3310は長文解説型。思想上の正反対と断定する材料はないが、同じ話題を処理する文章の型は明確に対照的である。
10 総合評価
HanaGeの30,000件には、女性・子供・男性・家族が何度も戻ってくる。強みは家族・ジェンダーの制度運用の穴を、疑問形で前提や例外を洗い直す力で、見出しだけでは落ちる責任・運用・例外をコメント欄へ戻すこと。一方、問いを重ねるほど本人の結論が見えにくくなる危うさも同じ技法の裏側にある。関心分野の数より、何を『故障の徴候』として拾うかに個性が出るブックマーカーである。