01 基本データ
2015年から2026年まで10.6年、6,718件。活動日は2,699日、期間内稼働率は69.6%である。コメント率39.9%は選んだ記事の一部にだけコメントを足す選択型を示し、中央値55字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター6,591、1件平均0.98スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は12時の8.1%で、次いで7時7.9%、8時7.6%。日中9〜17時は52.6%、18〜23時は23.9%、深夜0〜5時は4.3%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は水曜15.0%が最多、火曜13.6%が最少。土日合計29.4%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はanond.hatelabo.jp 1,362件、togetter.com 521件、www3.nhk.or.jp 327件、qiita.com 298件。上位2媒体で28.0%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別ではネット言論→報道→技術の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 36.7%(Twitter・増田・はてな)、AI/IT/技術 25.1%(AI・開発・エンジニア)、メディア/報道 15.3%、ジェンダー/家族 6.7%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率はジェンダー/家族の平均2.58スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「女性」135回、「男性」98回、「結婚」50回、「子供」48回、「労働」21回、「上司」19回。単語を束ねると家族・ジェンダー(女性・男性・結婚・子供)、雇用・組織(労働・上司)、作品・娯楽(ゲーム)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 555 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 401 |
| 疑問符を含む | 211 |
| 長文コメント(100字以上) | 192 |
| 引用括弧「」を含む | 105 |
| そもそも型 | 62 |
| というか型 | 48 |
| むしろ型 | 34 |
| w/草/笑を含む | 32 |
| URL提示・資料参照を含む | 25 |
| 感嘆符を含む | 17 |
主調は中距離コメント型で、短評と説明を記事に応じて切り替える。定量マーカーは短文20.7%、長文7.2%、引用3.9%、疑問符7.9%、コメント中央値55字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はzenkamono 76、Hige2323 72、togusa5 62、ysync 57。上位5人の合計は総スターの4.9%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均はジェンダー/家族 2.58、事件/司法 1.81、政治/政党 1.61が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
記事選択の中心はネット・SNS、IT・技術、報道、ジェンダー・家族。その内側に家族・ジェンダー(女性・男性・結婚)、雇用・組織(労働・上司)、作品・娯楽(ゲーム)という具体的な束があり、権利・被害・公平性の配分を気にする姿勢で読む傾向が見える。短評と説明を記事に応じて切り替える文体と結びつくため、立場のラベルより『何を問題化するか』の方が人物像をよく表す。政治・思想を一枚岩に断定する材料ではない。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: kanicrapとは、AI・ITと医療・健康への比重が近いうえ、『とも・勝手・要素』周辺の語も重なる。両者とも短評と説明を記事に応じて切り替える。ただし、本人はジェンダー・家族へ、kanicrapは文化・表現へ相対的に広がる。上位スター付与者は9人重なる。
10 総合評価
10.6年・6,718件を通じ、haristは女性・男性・結婚・子供を追ってきた。記事に足す価値は家族・ジェンダーの制度運用の穴を、短評と説明を記事に応じて切り替える力にあり、論点を制度・責任・具体例へ引き戻す。反面、慎重な書き方のため重要な判断が埋もれることもある。量の多さだけではなく、繰り返し使う検査方法に一貫性があり、その一貫性が評価と限界の両方を作っている。