01 基本データ
2014年から2026年まで12.4年、751件。活動日は555日、期間内稼働率は12.2%である。コメント率52.3%は記事保存とコメント投稿をほぼ同じ比重で使う運用を示し、中央値72字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター1,270、1件平均1.69スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は16時の8.3%で、次いで15時7.5%、14時7.3%。日中9〜17時は51.9%、18〜23時は34.2%、深夜0〜5時は4.5%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は水曜18.5%が最多、日曜10.7%が最少。土日合計21.8%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 121件、anond.hatelabo.jp 97件、cookpad.com 67件、posfie.com 14件。上位2媒体で29.0%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別ではネット言論→その他→報道の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 33.7%(増田・はてな・Twitter)、生活/社会 32.1%(レシピ・子ども・社会)、ジェンダー/家族 14.0%、学術/教育 11.9%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率は文化/表現/オタクの平均4.25スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「子供」34回、「女性」21回、「男性」10回、「結婚」9回、「家族」7回、「学校」8回。単語を束ねると家族・ジェンダー(子供・女性・男性・結婚)、研究・教育(学校・勉強)、作品・娯楽(漫画・アニメ)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 81 |
| 短文ツッコミ(30字以下) | 65 |
| 引用括弧「」を含む | 55 |
| 長文コメント(100字以上) | 53 |
| 疑問符を含む | 43 |
| 感嘆符を含む | 36 |
| w/草/笑を含む | 10 |
| むしろ型 | 8 |
| というか型 | 3 |
| URL提示・資料参照を含む | 1 |
| そもそも型 | 1 |
主調は長文解説型で、背景条件を並べてから結論へ進む。定量マーカーは短文16.5%、長文13.5%、引用14.0%、疑問符10.9%、コメント中央値72字。さらに6/39件で経験談に接続。疑問形で前提や例外を洗い直す傾向も併存する。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はnowa_s 17、pikopikopan 17、tastasto 16、sekisyun_dori 15。上位5人の合計は総スターの6.0%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は文化/表現/オタク 4.25、事件/司法 4.06、医療/健康 3.75が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
大枠ではネット・SNS、生活・社会、ジェンダー・家族、学術・教育を巡回するが、語彙を一段掘ると家族・ジェンダー(子供・女性・男性)、研究・教育(学校・勉強)、作品・娯楽(漫画・アニメ)が反復する。代表コメントでは制度運用の穴に反応する読み方が目立ち、背景条件を並べてから結論へ進む。ここから言えるのは思想所属ではなく、どの種類の破綻を見逃しにくいかという関心の癖までである。テーマごとに評価が変わる余地は残る。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: IKANOicardoとは、ジェンダー・家族と学術・教育への比重が近いうえ、『我が家・希望・出産』周辺の語も重なる。両者とも前提や例外を積み上げる長文解説型である。上位スター付与者は14人重なる。 対照: ipinkcatもジェンダー・家族と学術・教育を追い、『我が家・都会』周辺を共有するが、本人は長文解説型、ipinkcatは短文判定型。思想上の正反対と断定する材料はないが、同じ話題を処理する文章の型は明確に対照的である。
10 総合評価
12.4年・751件を通じ、hatepontanは子供・女性・男性・結婚を追ってきた。記事に足す価値は家族・ジェンダーの制度運用の穴を、背景条件を並べてから結論へ進む力にあり、論点を制度・責任・具体例へ引き戻す。反面、説明の層が厚くなり、結論の焦点が奥へ隠れることもある。量の多さだけではなく、繰り返し使う検査方法に一貫性があり、その一貫性が評価と限界の両方を作っている。