01 基本データ
2021年から2026年まで5.5年、1,210件。活動日は724日、期間内稼働率は36.3%である。コメント率42.4%は選んだ記事の一部にだけコメントを足す選択型を示し、中央値54字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター2,706、1件平均2.24スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は10時の9.8%で、次いで11時7.8%、13時7.4%。日中9〜17時は64.5%、18〜23時は24.9%、深夜0〜5時は6.8%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は木曜17.0%が最多、火曜12.2%が最少。土日合計26.7%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はanond.hatelabo.jp 358件、togetter.com 174件、note.com 95件、twitter.com 20件。上位2媒体だけで44.0%を占め、入口の偏りはかなり強い。媒体種別ではネット言論→その他→報道の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 57.5%(ブコメ・Twitter・増田)、文化/表現/オタク 21.5%(漫画・映画・小説)、生活/社会 8.8%、メディア/報道 7.9%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率はジェンダー/家族の平均6.73スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「漫画」19回、「アニメ」10回、「小説」8回、「キャラ」5回、「オタク」5回、「女性」19回。単語を束ねると作品・娯楽(漫画・アニメ・小説・キャラ)、家族・ジェンダー(女性・男性・家族)、研究・教育(研究・学校)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 132 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 90 |
| 引用括弧「」を含む | 77 |
| 疑問符を含む | 47 |
| 感嘆符を含む | 24 |
| 長文コメント(100字以上) | 19 |
| w/草/笑を含む | 8 |
| というか型 | 5 |
| むしろ型 | 4 |
| そもそも型 | 3 |
主調は中距離コメント型で、短評と説明を記事に応じて切り替える。定量マーカーは短文25.7%、長文3.7%、引用15.0%、疑問符9.2%、コメント中央値54字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はtastasto 19、mura-_-mi 18、dayli9ht 13、yykh 13。上位5人の合計は総スターの2.8%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均はジェンダー/家族 6.73、AI/IT/技術 5.35、政治/政党 4.30が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
記事選択の中心はネット・SNS、文化・表現、生活・社会、報道。その内側に作品・娯楽(漫画・アニメ・小説)、家族・ジェンダー(女性・男性・家族)、研究・教育(研究・学校)という具体的な束があり、公平性のずれに反応する姿勢で読む傾向が見える。短評と説明を記事に応じて切り替える文体と結びつくため、立場のラベルより『何を問題化するか』の方が人物像をよく表す。政治・思想を一枚岩に断定する材料ではない。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: nicoyouとは、文化・表現とジェンダー・家族への比重が近いうえ、『同人・少女・ご飯』周辺の語も重なる。両者とも短評と説明を記事に応じて切り替える。ただし、本人はAI・ITへ、nicoyouは学術・教育へ相対的に広がる。上位スター付与者は11人重なる。
10 総合評価
ブックマーク棚の表面は幅広いが、karagenkigの芯は漫画・アニメ・小説・キャラにある。強みは作品・娯楽と家族・ジェンダーの公平性のずれを、短評と説明を記事に応じて切り替える力。5.5年の活動でこの型は繰り返され、テーマによってスター反応も得ている。ただし、慎重な書き方のため重要な判断が埋もれると批評の焦点がずれる。何を読むか以上に、どこへ疑義を差し込むかで識別できるタイプである。