01 基本データ
2010年から16.2年間で1,885件、活動日1,320日。活動率22.4%ながらコメント率は84.4%、中央値71字で、通りすがりの収集より「ここは確認が要る」と感じた場面で言葉を残す。総スター4,311、平均2.29スターは、長く続けた生活密着型の反応量である。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
13時が8.8%で最多、10〜15時に山がありつつ、夜間にも一定数を記録する。曜日は月〜金が14.2〜15.6%で近く、土日も12.9%、11.9%と途切れない。仕事日だけの巡回ではなく、日常の隙間にニュースと増田を読むリズムが見える。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
増田442件、Togetter302件が突出し、NHK、朝日、毎日、日経などの報道も読む。ネット上の当事者語りや論争を入口にしつつ、制度、地域、医療、教育の話では新聞・資料へ視線を戻す。可燃物を眺めるだけでなく、燃え残る実害を点検する媒体構成である。
04 主要テーマ・関心
ネット/SNS49.7%を主軸に、報道23.8%、教育16.3%、生活・社会11.5%、医療11.1%へ広がる。生活・社会は平均4.11スター、ジェンダー・家族は5.27スターと高く、子ども、公共空間、表現、地域の負担が絡む話題で反応を得ている。ネット論争も、誰が困るかという現場の話へ引き戻しやすい。
05 頻出語
「人間」「関係」「時間」「扱い」「情報」「無理」「対応」が上位に並ぶ。抽象的な正しさより、誰がどう扱われ、どの手順で対応されるかを見る語彙である。「煽り」「ブロック」「非表示」「無視」も目立ち、対話を壊す言い回しには距離を取る姿勢が一貫する。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 230 |
| 長文コメント(100字以上) | 214 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 210 |
| 疑問符を含む | 169 |
| 引用括弧「」を含む | 138 |
| URL提示・資料参照を含む | 94 |
| そもそも型 | 27 |
| w/草/笑を含む | 19 |
| idコールを含む | 13 |
| というか型 | 7 |
| 感嘆符を含む | 5 |
| むしろ型 | 2 |
30字以下の短文ツッコミ230件と100字以上の長文214件が併存する。疑問符169件、引用括弧138件、資料参照94件で、まず引っ掛かりを示し、必要なら条件や経緯を積み直す型。煽りへの警戒が強いぶん、自身の断定が鋭くなりすぎる場面もある。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
togusa5から58、nanaminoから45のスターを受ける。テーマ別ではジェンダー・家族5.27、生活・社会4.11、事件・司法3.38が上位。生活上の配慮不足、制度運用の穴、説明責任の不足を具体的に指摘したコメントが支持されている。
08 思想・政治傾向
政治的な陣営への帰属より、公共空間での迷惑、制度の実務、説明不足によって負担を負わされる人への関心が強い傾向がある。医療・教育・表現・家族の話題では、理念の旗振りよりも、当事者への事前説明、選択肢、アフターフォローがあるかを問う。煽りや私刑的なネット言説には警戒的だが、雑な主張には言葉が強くなることもある。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
ネット/SNS、報道、教育を横断して読む関心の地図は、専門知とデータで社会の雑な議論を問い返すkowa、情報の定義や制度へ戻るrlightに近い。いずれも候補上ではスター授受がゼロであり、同じ話題圏を読んでも相互に反応する関係とは限らない。small_treeは専門用語の整理より、生活現場で発生する迷惑や運用の穴へ先に反応する傾向が見える。
10 総合評価
small_treeは、増田とTogetterの論争を大量に追いながら、教育、医療、地域、表現の話を「実際に誰が困り、何を確認すべきか」へ戻す長期観察者である。事情や後始末を無視した善悪二分法を止める力があり、具体的な配慮の提案は支持も得ている。一方、煽りや無責任さへの嫌悪が強いため、相手を切る語気まで鋭くすると、せっかくの確認作業が喧嘩の一手に見えかねない。