01 基本データ
2007年から2026年まで19.2年、21,123件。活動日は4,828日、期間内稼働率は68.7%である。コメント率53.0%は記事保存とコメント投稿をほぼ同じ比重で使う運用を示し、中央値22字からコメントは短い判定文が中心。総スター16,904、1件平均0.80スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は0時の12.9%で、次いで1時11.2%、23時10.2%。日中9〜17時は29.8%、18〜23時は29.9%、深夜0〜5時は32.8%で、深夜から早朝にも活動が残る。曜日は日曜16.6%が最多、金曜12.7%が最少。土日合計32.0%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はwww.nicovideo.jp 6,411件、anond.hatelabo.jp 1,304件、togetter.com 1,088件、twitter.com 893件。上位2媒体だけで36.5%を占め、入口の偏りはかなり強い。媒体種別ではその他→ネット言論→報道の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはメディア/報道 19.3%(NHK・朝日新聞)、ネット/SNS 18.9%(Twitter・はてな・増田)、生活/社会 8.9%、政治/政党 7.6%。量の首位はメディア/報道だが、反応効率はジェンダー/家族の平均2.00スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「国民」90回、「議員」81回、「政治家」52回、「大臣」49回、「政府」44回、「子供」88回。単語を束ねると政治・行政(国民・議員・政治家・大臣)、家族・ジェンダー(子供・女性・男性)、事件・司法(犯罪・責任・警察・弁護士)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 7,163 |
| 疑問符を含む | 985 |
| 引用括弧「」を含む | 922 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 397 |
| 長文コメント(100字以上) | 253 |
| 感嘆符を含む | 221 |
| w/草/笑を含む | 187 |
| そもそも型 | 54 |
| URL提示・資料参照を含む | 43 |
| むしろ型 | 34 |
| というか型 | 21 |
| idコールを含む | 1 |
主調は短文判定型で、短い一言で論点の急所へ判定を置く。定量マーカーは短文63.9%、長文2.3%、引用8.2%、疑問符8.8%、コメント中央値22字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はmk16 289、watto 183、togusa5 183、ysync 154。上位5人の合計は総スターの5.6%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均はジェンダー/家族 2.00、政治/政党 1.90、事件/司法 1.86が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
大枠では報道、ネット・SNS、生活・社会、政治・政党を巡回するが、語彙を一段掘ると政治・行政(国民・議員・政治家)、家族・ジェンダー(子供・女性・男性)、事件・司法(犯罪・責任・警察)が反復する。代表コメントでは制度運用の穴に反応する読み方が目立ち、短い一言で論点の急所へ判定を置く。ここから言えるのは思想所属ではなく、どの種類の破綻を見逃しにくいかという関心の癖までである。テーマごとに評価が変わる余地は残る。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: hibyとは、政治・政党とAI・ITへの比重が近いうえ、『かね・奴隷・カネ』周辺の語も重なる。本人は短文判定型、hibyは中距離コメント型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人は学術・教育へ、hibyは文化・表現へ相対的に広がる。上位スター付与者は23人重なる。
10 総合評価
19.2年・21,123件を通じ、dpdpは国民・議員・政治家・大臣を追ってきた。記事に足す価値は政治・行政と家族・ジェンダーの制度運用の穴を、短い一言で論点の急所へ判定を置く力にあり、論点を制度・責任・具体例へ引き戻す。反面、前提条件や例外が省かれ、判定だけが独立することもある。量の多さだけではなく、繰り返し使う検査方法に一貫性があり、その一貫性が評価と限界の両方を作っている。