01 基本データ
2016年から2026年まで9.7年、826件。活動日は681日、期間内稼働率は19.2%である。コメント率18.2%は記事保存が主で、コメントは必要な場面に絞る運用を示し、中央値75字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター581、1件平均0.70スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は18時の12.6%で、次いで8時10.3%、7時8.1%。日中9〜17時は31.1%、18〜23時は37.7%、深夜0〜5時は9.6%で、一日の複数帯に分散している。曜日は月曜17.3%が最多、土曜12.1%が最少。土日合計24.4%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 58件、anond.hatelabo.jp 56件、qiita.com 51件、note.com 30件。上位2媒体でも13.8%で、参照先は比較的分散している。媒体種別ではネット言論→その他→技術の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはAI/IT/技術 28.2%(エンジニア・技術・プログラ)、ネット/SNS 21.2%(Twitter・はてな・ブックマーク)、メディア/報道 9.1%、生活/社会 8.1%。量の首位はAI/IT/技術だが、反応効率は学術/教育の平均5.25スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「子供」15回、「男性」5回、「女性」3回、「結婚」2回、「ジェンダー」2回、「ゲーム」5回。単語を束ねると家族・ジェンダー(子供・男性・女性・結婚)、作品・娯楽(ゲーム・キャラ・漫画)、事件・司法(被害者・加害者)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 32 |
| 疑問符を含む | 29 |
| 長文コメント(100字以上) | 19 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 19 |
| 感嘆符を含む | 13 |
| w/草/笑を含む | 4 |
| 引用括弧「」を含む | 2 |
| URL提示・資料参照を含む | 2 |
| そもそも型 | 2 |
主調は長文解説型で、背景条件を並べてから結論へ進む。定量マーカーは短文21.3%、長文12.7%、引用1.3%、疑問符19.3%、コメント中央値75字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。疑問形で前提や例外を洗い直す傾向も併存する。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はmura-_-mi 7、contrapunct 6、GamingSoboroDon 5、ledsun 4。上位5人の合計は総スターの4.5%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は学術/教育 5.25、メディア/報道 5.23、ジェンダー/家族 2.87が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
大枠ではIT・技術、ネット・SNS、報道、生活・社会を巡回するが、語彙を一段掘ると家族・ジェンダー(子供・男性・女性)、作品・娯楽(ゲーム・キャラ・漫画)、事件・司法(被害者・加害者)が反復する。代表コメントでは公平性のずれに反応する読み方が目立ち、背景条件を並べてから結論へ進む。ここから言えるのは思想所属ではなく、どの種類の破綻を見逃しにくいかという関心の癖までである。テーマごとに評価が変わる余地は残る。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: nezukuとは、AI・ITと学術・教育への比重が近いうえ、『アップデート・事情』周辺の語も重なる。両者とも前提や例外を積み上げる長文解説型である。上位スター付与者は9人重なる。
10 総合評価
9.7年・826件を通じ、formlesswaterは子供・男性・女性・結婚を追ってきた。記事に足す価値は家族・ジェンダーの公平性のずれを、背景条件を並べてから結論へ進む力にあり、論点を制度・責任・具体例へ引き戻す。反面、説明の層が厚くなり、結論の焦点が奥へ隠れることもある。量の多さだけではなく、繰り返し使う検査方法に一貫性があり、その一貫性が評価と限界の両方を作っている。