01 基本データ
14.3年間で7,208件、アクティブ2,557日、稼働率49.0%。コメントは2,968件相当の41.2%で、保存専用でも全件論評型でもない。総スター4,843、平均0.67、スター付き率16.3%なので、日々の短評を広く積み上げ、要所で強い反応を得る中堅常連型である。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
9時が10.2%で最も多く、18〜22時にも各5〜7%の山がある。深夜帯も完全には止まらないが、4〜6時は低い。曜日は月〜日が13〜15%前後に収まり、特定の平日や週末へ大きく偏らない。朝の確認と夕方以降の巡回を、曜日を問わず続ける分布である。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
増田616件、Togetter481件が中心で、Path429件には過去の位置・写真・音楽系ライフログが混ざる。NHK252件、朝日231件、Twitter194件、Yahoo!系308件も多く、匿名言論、SNSまとめ、報道を往復する。ネット上の反応だけでなく、新聞記事の見出しや制度説明へ直接突っ込む。
04 主要テーマ・関心
メディア/報道23.8%、ネット/SNS21.2%が入口で、生活/社会8.2%、文化6.9%、経済6.7%、教育6.5%、司法6.4%へ広がる。政治は4.3%だが平均1.13スター、ジェンダー/家族は3.4%で平均1.53スターと高い。量では日常・報道、反応では家族、教育、政治の具体的な責任論が目立つ。
05 頻出語
「日本」75回、「世界」「言葉」各56回、「人間」51回に加え、「東京」49回、「子供」47回、「仕事」45回、「空港」44回、「岡山」41回が並ぶ。抽象的な社会論を、交通費、住居、教育、家族、地域差へ下ろす語彙である。一方、「バカ」25回など、判断が嫌悪語へ直結する回もある。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 907 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 284 |
| 感嘆符を含む | 239 |
| 長文コメント(100字以上) | 203 |
| 疑問符を含む | 167 |
| 引用括弧「」を含む | 63 |
| w/草/笑を含む | 54 |
| そもそも型 | 44 |
| URL提示・資料参照を含む | 33 |
| むしろ型 | 24 |
| というか型 | 9 |
| idコールを含む | 1 |
攻撃的な語
30字以下907件、一人称284件、感嘆符239件、100字以上203件。自分の就学、仕事、病気、交通、家族などの経験を差し込み、記事の建前を生活上の費用と負担へ戻すのが強い。攻撃候補率は5.6%で多数派ではないが、怒りが高まると「滅びろ」「キチガイ」や集団全体への一般化まで進み、論点より敵意が前面に出る。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位付与者はwatto65、guldeen・flagburner各30、yoko-hirom29、pikopikopan・kurahito4各25。テーマ別平均はジェンダー/家族1.53、学術/教育1.21、政治1.13、メディア/報道0.99の順。短いネタより、生活経験を制度批判へ接続した回や、組織の責任逃れを具体化した回が届きやすい。
08 思想・政治傾向
関心の中心には、制度や企業が掲げる美名と、生活者が実際に負担する費用・危険・手間の落差がある。貧困を外形だけで否定する議論、奨学金を単なる自己責任へ還元する態度、地方生活の自動車コスト、学校・企業・芸能界の権力による揉み消しには強く反発する。政治では安倍政権の森友問題、N党・参政党の扇動性、トランプ型の権威主義などへの不信が明瞭で、弱い立場より組織や有力者の責任を重く見る傾向がある。ただし、進歩派の言葉に自動的に乗るというより、家族責任、現場の安全、金銭的持続可能性を優先し、理念が実務を飛び越える場合には距離を置く。生活者目線の反権力・反自己責任論が基調だが、怒りが対象個人や属性集団全体へ拡張されると、自ら批判する大きな主語を使ってしまう。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似するのはinuinuimu。両者ともメディア・ネット記事を入口に、生活、家族、教育、労働を自分の経験と日常コストへ引き戻す。コメント中央値はgirlicjam46字、inuinuimu47字、30字以下の比率も30.6%と30.1%で、短く現場感を置くテンポが近い。ただしgirlicjamは交通・地方生活・政治まで広く、比喩と怒気も強い。対照的なアプローチはelectroliteで、社会・教育・政治という話題圏は重なるが、中央値67字、長文率10.4%で制度や数値を積み上げる。girlicjamは経験から先に結論を置き、electroliteは条件を説明してから判定する。idコールは0件で、特定ブックマーカーとの継続応酬は確認できない。
10 総合評価
生活費、奨学金、交通、家族、学校、職場といった具体的な負担から、報道や制度の建前を検査する現場派。抽象論を「結局、誰が何を払うのか」へ戻す力があり、経験談が社会構造の説明として効く。一方、強い正義感が嫌悪へ転ぶと、個別の行為批判から人物・政党・属性集団全体への断罪に飛び、説得力を自分で削る。最も鋭いのは罵倒ではなく、暮らしの勘定を持ち込む瞬間である。