01 基本データ
2009年から2026年まで16.7年、13,521件。活動日は3,071日、期間内稼働率は50.4%である。コメント率98.5%は保存より発言が主で、ほぼ毎回コメントを置く運用を示し、中央値35字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター22,814、1件平均1.69スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は21時の13.2%で、次いで20時12.4%、18時8.0%。日中9〜17時は47.4%、18〜23時は46.4%、深夜0〜5時は0.9%で、一日の複数帯に分散している。曜日は日曜15.5%が最多、月曜13.2%が最少。土日合計30.9%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はanond.hatelabo.jp 2,116件、togetter.com 1,525件、www3.nhk.or.jp 1,021件、www.asahi.com 706件。上位2媒体で26.9%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別ではネット言論→報道→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 35.7%(Twitter・はてな・増田)、メディア/報道 35.3%(NHK・朝日新聞)、生活/社会 12.3%、学術/教育 11.3%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率はジェンダー/家族の平均2.76スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「責任」116回、「事件」113回、「警察」99回、「犯罪」88回、「被害者」83回、「国民」107回。単語を束ねると事件・司法(責任・事件・警察・犯罪)、政治・行政(国民・政権・政府・自民党)、家族・ジェンダー(子供・女性・男性)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 5,881 |
| 引用括弧「」を含む | 2,234 |
| 疑問符を含む | 944 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 696 |
| 感嘆符を含む | 585 |
| w/草/笑を含む | 328 |
| 長文コメント(100字以上) | 147 |
| URL提示・資料参照を含む | 142 |
| そもそも型 | 94 |
| というか型 | 41 |
| むしろ型 | 33 |
| idコールを含む | 13 |
主調は中距離コメント型で、短評と説明を記事に応じて切り替える。定量マーカーは短文44.1%、長文1.1%、引用16.8%、疑問符7.1%、コメント中央値35字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はgwmp0000 453、m-kawato 226、KKElichika 138、pikopikopan 138。上位5人の合計は総スターの4.8%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均はジェンダー/家族 2.76、医療/健康 2.47、事件/司法 2.26が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
大枠ではネット・SNS、報道、生活・社会、学術・教育を巡回するが、語彙を一段掘ると事件・司法(責任・事件・警察)、政治・行政(国民・政権・政府)、家族・ジェンダー(子供・女性・男性)が反復する。代表コメントでは制度運用の穴に反応する読み方が目立ち、短評と説明を記事に応じて切り替える。ここから言えるのは思想所属ではなく、どの種類の破綻を見逃しにくいかという関心の癖までである。テーマごとに評価が変わる余地は残る。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: fhvbwxとは、学術・教育と政治・政党への比重が近いうえ、『これはひどい・これはすごい』周辺の語も重なる。本人は中距離コメント型、fhvbwxは疑問形検査型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人は事件・司法へ、fhvbwxは経済・労働へ相対的に広がる。上位スター付与者は14人重なる。
10 総合評価
16.7年・13,521件を通じ、Hidemonsterは責任・事件・警察・犯罪を追ってきた。記事に足す価値は事件・司法と政治・行政の制度運用の穴を、短評と説明を記事に応じて切り替える力にあり、論点を制度・責任・具体例へ引き戻す。反面、慎重な書き方のため重要な判断が埋もれることもある。量の多さだけではなく、繰り返し使う検査方法に一貫性があり、その一貫性が評価と限界の両方を作っている。