01 基本データ
2008年から2026年まで18.1年、17,720件。活動日は4,288日、期間内稼働率は64.9%である。コメント率47.3%は記事保存とコメント投稿をほぼ同じ比重で使う運用を示し、中央値44字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター24,080、1件平均1.36スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は0時の8.5%で、次いで23時8.3%、21時8.1%。日中9〜17時は38.4%、18〜23時は39.8%、深夜0〜5時は19.2%で、深夜から早朝にも活動が残る。曜日は火曜17.0%が最多、日曜10.3%が最少。土日合計21.1%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はtogetter.com 2,003件、anond.hatelabo.jp 1,531件、www3.nhk.or.jp 803件、news.yahoo.co.jp 718件。上位2媒体でも19.9%で、参照先は比較的分散している。媒体種別ではネット言論→報道→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマは生活/社会 29.5%(レシピ・人生・社会)、ネット/SNS 25.9%(togetter・増田・Twitter)、メディア/報道 24.3%、学術/教育 22.0%。量の首位は生活/社会だが、反応効率はジェンダー/家族の平均2.89スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「コロナ」132回、「医療」123回、「ワクチン」104回、「病院」76回、「感染」57回、「大学」238回。単語を束ねると医療・健康(コロナ・医療・ワクチン・病院)、研究・教育(大学・研究・論文・学生)、家族・ジェンダー(男性・子供・女性・家族)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 2,663 |
| 疑問符を含む | 1,335 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 632 |
| 感嘆符を含む | 377 |
| 引用括弧「」を含む | 185 |
| そもそも型 | 170 |
| 長文コメント(100字以上) | 120 |
| というか型 | 103 |
| むしろ型 | 88 |
| URL提示・資料参照を含む | 85 |
| w/草/笑を含む | 69 |
| idコールを含む | 5 |
攻撃的な語
主調は疑問形検査型で、疑問形で前提や例外を洗い直す。定量マーカーは短文31.8%、長文1.4%、引用2.2%、疑問符15.9%、コメント中央値44字。さらに9/54件で矛盾や逆転を指摘。直接的な攻撃表現も実文で確認でき、論点批判と人物・集団への判決が接近する場面がある。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はpikopikopan 252、zu2 194、wisboot 163、watto 124。上位5人の合計は総スターの3.5%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均はジェンダー/家族 2.89、政治/政党 2.72、事件/司法 2.37が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
記事選択の中心は生活・社会、ネット・SNS、報道、学術・教育。その内側に医療・健康(コロナ・医療・ワクチン)、研究・教育(大学・研究・論文)、家族・ジェンダー(男性・子供・女性)という具体的な束があり、制度運用の穴に反応する姿勢で読む傾向が見える。疑問形で前提や例外を洗い直す文体と結びつくため、立場のラベルより『何を問題化するか』の方が人物像をよく表す。政治・思想を一枚岩に断定する材料ではない。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: ataharaとは、学術・教育と医療・健康への比重が近いうえ、『医師・接種・自治体』周辺の語も重なる。本人は疑問形検査型、ataharaは引用切り返し型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人は学術・教育へ、ataharaは政治・政党へ相対的に広がる。上位スター付与者記録では両者間に計77スター(本人が受領77・付与0)が確認できる。 言及: hagexへの名指しは集計上4回。該当コメントでは相手のコメントや過去発言の引用・参照が中心で、論争相手というより、情報源や村内の参照点として登場する。
10 総合評価
ikura_chanを特徴づけるのは、コロナ・医療・ワクチン・病院という題材そのものより、そこで医療・健康と研究・教育の制度運用の穴を、疑問形で前提や例外を洗い直す力である。18.1年の蓄積により観察軸は安定しているが、批判対象の行為より相手への判決が前面に出る場面では持ち味が弱点へ反転する。強みと危うさが別物ではなく、同じ読み方から生じている点がこのプロフィールの核心である。