01 基本データ
2009年から16.8年で2936件、コメント率64.1%。総スター13018、平均4.43スター、スター付き率36.5%と、生活圏のニュースへ自分の経験を接続した時の反応が非常に強い。大きな理念より、誰が家事をし、どの手続きを踏み、現場で何が省かれたかを足すことで記事の見え方を変える。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
12時台8.8%が最多で、朝8時6.3%、昼から夜、23時6.3%まで比較的なだらかに分布する。火〜木が各15.9〜16.7%、週末は計23.3%。一日中張り付く型ではなく、生活の節目ごとにニュースや増田へ戻り、経験に照らして短い判定を置くリズムである。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
増田378件、Togetter321件が突出し、NHK112件、ライブドアブログ102件、Yahoo!ニュース67件が続く。匿名の生活告白とSNS論争を入口に、報道記事で制度や事件の輪郭を確かめる。一次資料の収集型ではないが、記事から抜けた家事、育児、職場慣行、支援手続きを実体験で補う。
04 主要テーマ・関心
ネット29.9%、報道19.0%、生活17.4%が主軸。件数以上に反応が強いのはジェンダー/家族の平均13.91スター、事件/司法12.60、医療8.83である。日常の不便を単なる愚痴にせず、性被害、出産、育児、労働、行政手続きの設計問題へつなぐ発言が読者へ届いている。
05 頻出語
「子ども」102回、「女性」76回、「男性」48回、「旦那」33回、「赤ちゃん」31回が中心で、「仕事」「会社」「役所」「公務員」も多い。家族だけを私事として閉じず、職場・行政・社会の配分問題として扱う語彙である。「ダメ」35回、「ムリ」26回は、理念より運用可能性を先に判定する生活者の即答になっている。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 386 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 332 |
| 疑問符を含む | 273 |
| 感嘆符を含む | 242 |
| 引用括弧「」を含む | 141 |
| 長文コメント(100字以上) | 121 |
| w/草/笑を含む | 69 |
| というか型 | 19 |
| そもそも型 | 15 |
| URL提示・資料参照を含む | 11 |
| むしろ型 | 6 |
短文386件、一人称332件、疑問符273件、感嘆符242件。『私の例だけど』『うちでは』から入り、記事の一般論へ現場条件を追加する。攻撃候補率4.1%だが、「死ね」は全件が『しね』の文字列誤検出、「支那」は番組名シナぷしゅ、「隔離」は感染対策の批判で、継続的攻撃とは言えない。時折、幼児語で相手を茶化す辛さはある。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
pikopikopan137が突出し、utabuti66、wisboot61、mimo_duck60、nowa_s56、arcom51、uunfo・yumenoa・anus3710223各50と、生活・ジェンダー・ネット文化を読む層から広く支持される。家族13.91、司法12.60、医療8.83スターという偏りから、当事者負担を見落とす記事へ具体的な補助線を引いた時に最も届く。本人から既存分析群への付与はakahmysへ1スターのみで、星の社交よりコメント自体の到達が主である。
08 思想・政治傾向
子ども、出産、性被害、家事、非正規労働、行政手続きを、個人の自己責任ではなく周囲の支援と制度設計の問題として読む傾向が強い。女性の経験を多く語るが、男性の性被害や公務員のメンタル不調にも同じく支援の欠落を見るため、単純な男女陣営論には寄りにくい。政治的所属を断定できる材料ではないものの、弱い立場の人が『普通にできるはず』という前提で裁かれることへの警戒が一貫する。その一方、現場感覚を持たない意見には早い段階で『ムリ』『子どもじゃん』と判定を下しやすい。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
子ども・医療・地域ニュースを生活実感で補う点はmocchi_rieに近く、病院や家族の経験を具体的な条件へ変えるmiulunchとも重なる。hiro-okawariと同じく、家事と労働の理不尽へ短い生活語を置くが、mimorimanはジェンダー、出産、性被害で当事者の見えない負担を掘る比重がより大きい。majikichi893も現場経験を武器にする一方、相手を切る辛さが前面へ出やすく、mimorimanは基本的に処罰より支援策へ着地する点が対照的である。
10 総合評価
家族と職場の現場から、記事が落とした負担、手続き、体力の条件を戻す生活圏の解説者である。トイレ出産を逮捕だけで閉じず支援へ戻し、年収の壁を帰宅後の家事まで含めて読む。経験談が一般化の暴走を止める一方、自分の実感に反する相手を幼児語や即断で片づける時は、同じ解像度を相手へ渡せない。だが根本の芸風は断罪より『その条件、記事に書いてないよ』である。