01 基本データ
2008年から2026年まで18.1年、8,936件。活動日は3,428日、期間内稼働率は51.7%である。コメント率95.5%は保存より発言が主で、ほぼ毎回コメントを置く運用を示し、中央値67字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター21,470、1件平均2.40スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は12時の9.4%で、次いで13時8.9%、20時6.5%。日中9〜17時は52.5%、18〜23時は31.8%、深夜0〜5時は3.7%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は水曜15.4%が最多、火曜13.5%が最少。土日合計28.9%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はanond.hatelabo.jp 1,727件、togetter.com 1,151件、www3.nhk.or.jp 565件、www.asahi.com 477件。上位2媒体で32.2%を占め、定番の入口がはっきりしている。媒体種別ではネット言論→報道→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはネット/SNS 38.8%(Twitter・増田・SNS)、メディア/報道 31.6%(NHK・朝日新聞)、生活/社会 12.6%、学術/教育 12.3%。量の首位はネット/SNSだが、反応効率は事件/司法の平均3.15スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「子供」277回、「女性」234回、「中国」141回、「アメリカ」108回、「政治家」103回、「政府」69回。単語を束ねると家族・ジェンダー(子供・女性)、外交・戦争(中国・アメリカ)、政治・行政(政治家・政府・国民)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 1,335 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 916 |
| 長文コメント(100字以上) | 891 |
| 引用括弧「」を含む | 795 |
| 疑問符を含む | 792 |
| そもそも型 | 350 |
| 感嘆符を含む | 204 |
| URL提示・資料参照を含む | 189 |
| w/草/笑を含む | 161 |
| むしろ型 | 68 |
| というか型 | 16 |
| idコールを含む | 14 |
主調は長文解説型で、背景条件を並べてから結論へ進む。定量マーカーは短文15.6%、長文10.4%、引用9.3%、疑問符9.3%、コメント中央値67字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はysync 165、vaxcaslani 149、contrapunct 142、guldeen 122。上位5人の合計は総スターの3.3%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は事件/司法 3.15、経済/労働 2.89、医療/健康 2.88が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
家族・ジェンダー(子供・女性)、外交・戦争(中国・アメリカ)、政治・行政(政治家・政府・国民)が、このユーザーの関心を具体化する語群である。広いテーマではネット・SNS、報道、生活・社会、学術・教育にまたがるが、代表例では権利・被害・公平性の配分を気にする視線が共通し、背景条件を並べてから結論へ進む。これは賛否の陣営を示すものではなく、記事のどこに故障・矛盾・不公平を見つけるかを示す観察傾向である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: kowaとは、学術・教育と政治・政党への比重が近いうえ、『東大・基準』周辺の語も重なる。両者とも短評と説明を記事に応じて切り替える。ただし、本人はAI・ITへ、kowaは医療・健康へ相対的に広がる。上位スター付与者は21人重なる。
10 総合評価
18.1年・8,936件を通じ、electroliteは子供・女性・中国・アメリカを追ってきた。記事に足す価値は家族・ジェンダーと外交・戦争の制度運用の穴を、背景条件を並べてから結論へ進む力にあり、論点を制度・責任・具体例へ引き戻す。反面、説明の層が厚くなり、結論の焦点が奥へ隠れることもある。量の多さだけではなく、繰り返し使う検査方法に一貫性があり、その一貫性が評価と限界の両方を作っている。