01 基本データ
2010年から2026年まで16.3年、10,185件。活動日は3,431日、期間内稼働率は57.5%である。コメント率19.8%は記事保存が主で、コメントは必要な場面に絞る運用を示し、中央値36字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター6,820、1件平均0.67スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は4時の8.3%で、次いで18時8.3%、17時8.1%。日中9〜17時は46.2%、18〜23時は20.7%、深夜0〜5時は26.7%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は水曜15.4%が最多、日曜12.3%が最少。土日合計25.2%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はanond.hatelabo.jp 533件、news.yahoo.co.jp 462件、togetter.com 413件、www3.nhk.or.jp 401件。上位2媒体でも9.8%で、参照先は比較的分散している。媒体種別では報道→その他→ネット言論の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはメディア/報道 28.2%(NHK・朝日新聞)、ネット/SNS 16.2%(Twitter・はてな・SNS)、政治/政党 12.9%、生活/社会 11.9%。量の首位はメディア/報道だが、反応効率は外交/安全保障の平均1.65スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「国民」60回、「政府」27回、「政治家」26回、「自民」24回、「政権」20回、「コメ」51回。単語を束ねると政治・行政(国民・政府・政治家・自民)、ネット言論(コメ・IT)、作品・娯楽(ゲーム)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 897 |
| 疑問符を含む | 253 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 129 |
| 長文コメント(100字以上) | 104 |
| w/草/笑を含む | 92 |
| 感嘆符を含む | 48 |
| むしろ型 | 29 |
| そもそも型 | 22 |
| というか型 | 14 |
| 引用括弧「」を含む | 9 |
| URL提示・資料参照を含む | 6 |
| idコールを含む | 4 |
主調は疑問形検査型で、疑問形で前提や例外を洗い直す。定量マーカーは短文44.4%、長文5.2%、引用0.4%、疑問符12.5%、コメント中央値36字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。候補語には引用や制度批判も多く、強い単語の機械一致だけで攻撃性を断定すべきではない。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はtheNULLPO 73、togusa5 65、rinne1980 60、watto 46。上位5人の合計は総スターの4.2%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は外交/安全保障 1.65、経済/労働 1.29、メディア/報道 1.21が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。
08 思想・政治傾向
政治・行政(国民・政府・政治家)、ネット言論(コメ・IT)、作品・娯楽(ゲーム)が、このユーザーの関心を具体化する語群である。広いテーマでは報道、ネット・SNS、政治・政党、生活・社会にまたがるが、代表例では制度運用の穴に反応する視線が共通し、疑問形で前提や例外を洗い直す。これは賛否の陣営を示すものではなく、記事のどこに故障・矛盾・不公平を見つけるかを示す観察傾向である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: hibyとは、政治・政党と文化・表現への比重が近いうえ、『麻生・阿呆・加減』周辺の語も重なる。両者とも短評と説明を記事に応じて切り替える。ただし、hibyの方が経済・労働への比重が高い。上位スター付与者は19人重なる。
10 総合評価
id777の10,185件には、国民・政府・政治家・自民が何度も戻ってくる。強みは政治・行政の制度運用の穴を、疑問形で前提や例外を洗い直す力で、見出しだけでは落ちる責任・運用・例外をコメント欄へ戻すこと。一方、問いを重ねるほど本人の結論が見えにくくなる危うさも同じ技法の裏側にある。関心分野の数より、何を『故障の徴候』として拾うかに個性が出るブックマーカーである。